誰もが参加可能!車いすをきっかけに「多様な社会」を考えたい!
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支援総額

758,000

目標金額 650,000円

支援者
63人
募集終了日
2017年6月26日

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2017年06月02日 17:03

私のストーリー:牧原

こんにちは。プロジェクトリーダーの牧原伸之です。

今日は、私がなぜこのプロジェクトを立ち上げたのか?をお話しする前に、少しだけ、私自身のこれまでのことをお話ししたいと思います。

 

私は、1977年12月に日本蕎麦店を経営する両親の間に長男として生まれました。

高校へ進学してすぐに大きな交通事故にあい長期入院をし高校を退学、退院後家業を継ぐために働き始めました。

 

私が、交通事故により車いすユーザーになったのは32歳の時。バイクで走行中に転倒、そのまま駐車車両に激突してしまいました。

心肺停止の状態で緊急搬送された病院で蘇生措置を受け、生命の危機は免れたものの、それから数週間意識不明でした。その後意識は戻ったものの、事故前後の記憶は失われ、頭の中が小学校低学年の状態になってしまっていたのです。そして、事故から7年たった今も、高次脳機能障害に悩んでいます。

 

事故後、数か月経って容体が落ち着いても、歩くことができず、排泄や入浴等のすべてを看護師さんの手を借りていました。今まで無意識にできていたことが人の手を借りなくては何もできなくなってしまいました。

ついこの間まで元気に遊び、元気に働いていた私が、ある日目を覚ますと、自由に動くこともできなくなっており、思うように話すこともできなくなっていたのです。その時、私は生きていくことに絶望していました…。

その後も緊急手術時に発症した感染症により必要な手術も受けられず、ただ寝ているだけの日々が流れていきました。

私にとって幸運だったのは、医師に恵まれたことです。

事故にあってすぐに運ばれた「急性期病院」は通常、3か月で退院・転院となってしまいます。しかし、担当医の配慮で私は1年以上入院し、その間に損傷した骨盤や顔面、内臓の治療を受けることができたのです。

 

退院後、「人の手を借りずに自分の力で生きる」と考えた私は、独学でWEBの勉強をし国家資格を取りました。そして某企業に就職することができたのです。車いすでの電車通勤はものすごく大変でしたが、その時の経験は私の大きな財産となっています。

仕事をする傍ら、車いすの人を対象にしたボランティア活動の手伝いをしました。その活動の中で、車いすの子どもたちに出会いました。彼らは障害を抱えながらも一生懸命「生きて」いました。彼らの笑顔はとても輝いていたのです。

 

私自身、車いすユーザーとなってからも一人暮らしを続けています。もちろん炊事・洗濯など自分でやり、様々な人と会うようにしています。それは「やりたい」「やろう」と頭で思うこと、そして実際に行動に移しているということです。

しかし、障害を持った子どもたちの多くが「やりたいようにやれる」と知らずにいました。そこで私は、彼らの「やりたい」「やろう」を引き出したいとの思いから、仲間と「ハピネスチャイルド」という任意団体を立ちあげたのです。

 

私は事故にあい、たくさんのものを失いました。五体満足な身体、仕事、恋人、健康であれば当たり前の日常生活…。事故後、何度も自ら命を絶とうとしました。

しかし、そんな絶望だらけの中「頑張って生きてほしい」と思ってくれる家族や仲間が常に傍にいてくれました。自分のことを思ってくれる、心配してくれる家族、仲間がいるのです。

事故など無いのが良いのですが、あの事故がなかったら出逢えなかった人、得られなかったもの、たくさんの経験があると今は思っています。

 

世の中には不慮の事故により障害を持ってしまった人、病気で車いす生活となってしまった人、様々な人がいると思います。

そんな人たちに、人生の途中で障害を持った私は自信を持って言いたい。

「大丈夫だから。何でも出来ると信じていれば出来ることが見つかる。やりたいと強く願って生きていれば仲間が現れる。だから勇気を持って1歩踏み出そう。」と。

 

私が事故にあって数年が経ちました。事故前よりも幸せだ、とは言えないかもしれませんが、あの事故があったから手に入れたものもたくさんあります。悪いことばかりではありません。そんな自分の姿を見せる事で、何かを伝えることができれば、と日々思っています。

 

最後に、家族、友人、知人、助けてくれた医師達、全ての人に心から感謝しています。

リターン

3,000


お礼のメールをお送りします

お礼のメールをお送りします

●サンクスメール

申込数
36
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年9月

10,000


大切な人との幸せが続く博多の縁起菓子をお贈りします

大切な人との幸せが続く博多の縁起菓子をお贈りします

●感謝のお手紙
●縁起菓子「博多運盛」のいつのよもクッキー

☆お菓子のご紹介
プレーン×ドライフルーツ、ココア×オレンジピール、二つのフレーバーのエンガディナーを市松模様に並べています。五つと四つで「いつのよも」。市松模様はいつの世も、大切な人との幸せが続くことを祈る模様とも言われています。
スイスのエンガディン地方の伝統菓子を、厳選されたドライフルーツやナッツなどの素材を挟み、丁寧にさっくりと焼き上げた博多生まれのエンガディナーです。

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年9月

3,000


お礼のメールをお送りします

お礼のメールをお送りします

●サンクスメール

申込数
36
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年9月

10,000


大切な人との幸せが続く博多の縁起菓子をお贈りします

大切な人との幸せが続く博多の縁起菓子をお贈りします

●感謝のお手紙
●縁起菓子「博多運盛」のいつのよもクッキー

☆お菓子のご紹介
プレーン×ドライフルーツ、ココア×オレンジピール、二つのフレーバーのエンガディナーを市松模様に並べています。五つと四つで「いつのよも」。市松模様はいつの世も、大切な人との幸せが続くことを祈る模様とも言われています。
スイスのエンガディン地方の伝統菓子を、厳選されたドライフルーツやナッツなどの素材を挟み、丁寧にさっくりと焼き上げた博多生まれのエンガディナーです。

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年9月
1 ~ 1/ 8

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