本年もよろしくお願いいたします

北海道百年記念塔をご支援いただいております

みなさま、新年おめでとうございます。

令和６年を迎え、北海道百年記念塔のない初めての年を迎えました。本年は、解体差止め訴訟の最高裁判決が下されます。解体が行われてしまいましたが、訴訟上は解体が為されていない前提で進行しております。勝訴が記念塔の再建を約束するものではありませんが、道の責任を明らかにすること、または類例にとって有利な判例を残すことで今後、誰のものではないが、みんなのものである公有公有財産に対して行政の恣意的な処分を抑制することにつながることと思います。見通しは決して明るくありませんが、最高裁の良識を期待したいと思います。

１月14日には北海道百年記念塔設計者の井口健先生を偲ぶ会が、18時より札幌市厚別区の厚別区民センター大ホールにて行われます。弔慰を示すお気持ちを期日をもってお断りすることはありません。当日来場いただいてもちろんかまいませんが、引き出物などのご用意ができない場合がありますのでご了承ください。

記念塔の跡地について、道は新モニュメントの建設を計画しています。昨年の夏までには決定作が選考される予定ではありますが、未だに一次選考のままとなっています。このモニュメントの計画から選考の過程まで不明朗なもので、これが北海道百年記念塔を代替するというのであれば、その成り行きは注視せざるを得ません。経緯については適宜お知らせしてまいります。

本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。