子どもを産むということ、育てるということ

野良猫が妊娠して、子供を産み、育てるということは想像以上に大変です。

写真の子は捕獲時、妊娠していました。

必死で餌を探しながら、お腹の子を育てていたのでしょう。

獣医さんもびっくりするくらい、手の爪がすべて削り取られたようになっていました。

餌をもらえるところでなく、住宅地もなければ、食べるものがありません。

土を掘ったり、いろいろな事をして餌を探していたのでしょうということでした。

母の力は強いです。

まだ、姿は見えなくても、自分の身体の中に宿っている赤ちゃんを感じるのは人も動物も同じです。その子を守るために、自分の命も守るために、必死で餌を探したのでしょうね。

想像すると、切なくなります。

そして、TNRの大切さはこういうところにあります。

手術をすることの必要性と、大切さ。

ただ、そうして懸命に命を守ってきた母猫の思いを、小さな小さな命を、一緒に育んでいきたい。

そう思って、堕胎をせず、母子とも幸せな明日へ繋げる活動をしていきたいと思っています。

明日までとなりました。

目標金額はおかげさまで達成いたしましたが、次のゴールに向かって応援、ご協力よろしくお願い致します。

仔猫が成長しても、母子の絆は強いです。