これが現実・・・・・

（画像にセンシティブな内容が含まれています）

 

突風が吹いた日に捕獲器に入った白猫。

先日、三毛猫ママと、４匹の仔猫を捕獲した場所です。

黒猫を捕獲し、保護してほしいとの依頼でした。

この辺りは、TNRの猫も多いということですので、他の猫が入ることも想像していましたが、

入ったのは手術をしていない白猫でした。

周囲にはTNRの猫も多く、見守られている方も多いので、以前に依頼を受けた時もTNRでとの話だったらしく、今回も手術後、TNRの予定でした。

しかし・・・・・

耳ダニがかなりひどく、何度も掻いたのでしょうね。

歯も状態が悪く３本抜歯。

年齢は１３歳くらいではないかと。

捕獲担当から状況を聞き、とてもじゃないけれど、TNRはできない。

里親さんを見つけることが出来なくても、この子に外での生活をさせることはできない。

 

TNR予定であったことで、血液検査をしていなかったので、

次の日に血液検査をし、保護することに。

話で聞いていたより、症状が重くびっくりしましたが、これが現実です。

 

 

かゆくてかなり搔いたのでしょうね。

首のあたりの毛はすべて抜け、穴が開いている部分もあります。

保護された戸惑いもあるでしょう・・・・・

でも、この寂しそうな、辛そうな、不安そうな表情は胸に刺さります。

 

血液検査の結果も悪いところがかなり見つかりました。

腎臓も弱っているようです。

白血病・エイズについては大丈夫でしたが、これまで、歯の痛みも相当だったのでしょう。

 

抜歯したことで、痛みが和らいだのでしょうか？

フードを食べてくれてほっとしました。

療養食も食べながら、少しずつ体力がつき、表情も和らいでくれたらと願っています。

 

最近、活動について考えることが多く、活動報告に書くのも迷うのですが、SNS発信をしていないので、こちらに最近の思いを少しずつ書かせて頂けたらと思っています。