丸岡高校サッカー部での三年間を終えて　Part 4

丸岡高校での3年間は本当に辛いことばかりでした。今までの甘えられた環境とは一変して、厳しい校則に厳しい部活。入学した頃は何もかもが嫌でした。本当に、辛いこと悔しいことばかりで何故こんなに苦しまないといけないのか、どうして丸岡に来ちゃったんだろうとか、何度も辞めたいと思いました。けど、その度になんのために丸岡に来たのか、支えてくれた親にどうやって恩返しするのか、逃げて終わるなんかダサすぎると、問い直して踏ん張ってきました。そうして最後思い描いた結果は出せなかったけれど、高校サッカー選手権大会に出場して、支えてくれた親のため応援してくれた仲間のため、最後は自分のために精一杯やり切ることができました。本当に感謝しかないです。自分は丸岡高校にきてサッカーのことはもちろん、人としても少しは成長できたのかなと思います。丸岡高校に入学するまでの自分は、いい加減なやつでガキで感情で行動していた人間でした。それが中学校の時に小阪先生と出会い、3年間丸岡高校の先生方、部活のコーチ、小阪先生に指導してもらえたおかげで、少しは大人になれたかなと思います。他の高校に通っていたらきっと中学生のまま歳だけ重ねて、今の自分はいないと思います。そして、これほど貴重で大切な3年間を無事に過ごすことができたのも支えてくれた親のおかげだと心から思っています。本当にありがとうございました。おかげで一生の思い出と仲間ができました。この3年間での経験はこれからの人生の糧になっていくと思います。この先どんな壁にぶち当たっても丸岡高校サッカー部で学んだ「謙虚に、粘り強く、ひたむきに」を活かして勝負していきます。

3年 鷲見 琉希