丸岡高校サッカー部での三年間を終えて　Part 5

丸岡高校での3年間を終えて

僕にとって丸岡高校サッカー部で過ごした3年間はあっという間でした。僕が一番印象に残っているのは2年生の時にインターハイを目前にして怪我をしてしまったことです。その時はプリンスリーグでも出場機会があり調子が良かったし、メンバーに入ることも出来ていたのでとても悔しかったし、僕の中では高校サッカーで一番の挫折でした。その影響もあって3ヶ月ほどサッカーが出来ず、復帰後もなかなか感覚が戻らないし、なにをやってもうまくいかないという感じでした。試合でも怪我を気にしてしまい思ったようなプレーが出来ないことが続き、選手権大会も阪南大高戦をボール拾いとして見ることになりました。スタメンで主力として出ている2年生も多かったのですごく悔しい経験でした。ですが今はそのような期間があったからこそ今の自分がいると思っています。その悔しさがあったから最後の年絶対にあの舞台に立ちたいと思って頑張ってこれたと思うし、どんな事があっても諦めずにやってこれたと思います。先生からサッカーノートで言われた、「怪我でビビっていたらサッカーは出来ない」という言葉もすごく印象に残っていて、この言葉のおかげで怪我のことを吹っ切ることが出来たし、どこかで怪我を言い訳にしていた自分とも決別できたと思います。また怪我をしている時周りで支えてくれた親やチームメイトもすごい頼りになる存在でした。僕たちの代の選手権では2回戦敗退という悔しい結果になってしまったけれど、この悔しさをバネに次のステップに進みたいと思っています。今年の選手権では僕のように悔しい想いをした2年生も多いと思うので、来年は僕たちのことをきっと超えてくれると信じています。僕も1サポーターとして丸岡高校を応援していきます。皆さん丸岡高校の応援よろしくお願いします。

3年　名倉洸悠