丸岡高校サッカー部での三年間を終えて　Part 8

僕は小学校中学校と当たり前のように試合に出ていて、メンバーから外れるとか試合に出れないとかがなく、その甘い考えのまま高校でも試合に出れるだろと一年生の頃思っていました。でも、やっぱりそうも簡単に行かず周りには上手い選手がたくさんいて、1年間何もできず終わってしまった。2年生になり下から1年生も入ってきてトップチームに出ている人達もいて、3年生の選手権になるまで試合に出れるかわからない状態でたまに下のチームでプレーしていた。なんで下のチームなんだと思いながらやる気のないプレーばかりしていたけど下のチームにしかわからないトップでは味わえない悔しさなど経験でき今思い返せばそれもよかったのかなと思っています。特に僕は筋トレや走りがとても苦手で何度も辞めよう、サボろうと思うことがあったけど諦めず粘り強く負けないぞと言う気持ちで耐え抜いてきました。その走りや筋トレが結果に繋がっていって今の自分たちがここまで強くなれたのかなと思う。インターハイでは色んな強豪校など倒し今回の選手権、日体大柏戦も勝てると思っていた。でも、最後やっぱり全て出し尽くしても勝てなかった。全ての力を出し切った結果だから悔いはないと言いたいけど、１つ悔いがあるとしたらカウンターの時にクロス出しておけばなと思っています。こんなに伸び伸びと自由にさせてくれた両親には感謝しないとできていなかったし、ずっと応援してくれていた方やサッカーを教えてくれた小中高の監督方には感謝仕切れません。最後までこのメンバー、この3年生みんなでサッカーできてよかったです。やっぱりこの自分らの代は最高の仲間たちばかりで笑いの絶えない日々でした。3年間ありがとうございました。

3年　中川 優斗