丸岡高校サッカー部での三年間を終えて　Part 10

高校サッカーを終えて

丸岡高校サッカー部での3年間は、入学するときに想像していたよりもはるかに厳しく、辛い毎日の連続でした。正直、練習から逃げたいと思う日もありました。しかし、それと同時に学校生活などでは楽しいことも多くあり、とても充実した3年間だったと思います。
自分の高校3年間は特に怪我が多かったと思います。グロインペイン症候群による疲労骨折、その他にも多くの怪我を起こしてしまいました。怪我によって思うようにサッカーができない期間が多くあり、こうな自分が嫌になることもあったし、長期の離脱によって他の人との差が広がってしまうという焦りでいっぱいでした。それでも、メンバーに入るために、近くの接骨院に通いケアやトレーニングを通して怪我をしにくい体づくりに励み、丸岡にきた意味を考えながら練習に取り組みました。最後の選手権では、30人のメンバーに選んでいただき、試合に出ることはできなかったけれど最後までやり切ることができたと思います。なかなか思うようにはいかない高校3年間だったけれど、折れずに腐らずに最後までやり遂げることができたのは両親や家族、指導者、そして仲間が支えてくれたからこそだと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
丸岡高校では、サッカーだけでなく人としても少しは成長できたのではないかなと思います。特に小阪先生の言葉で「ABCD」(当たり前のことを馬鹿にしないでちゃんとやるそれができる人だ)の言葉が1番記憶に残っています。毎日のちょっとした積み重ねの大切さをサッカーを通して学ぶことができました。これらの高校で学んだことや経験は自分にとって素晴らしい財産だと思います。このように3年間を振り返ってみると本当に丸岡にきて良かったなと思います。
 

3年　本田　侑基