【合田邸通信Vol.2】支持材の設置や土塀の保全に着手しています！

令和5年11月20日から旧合田家住宅の保全工事が開始され、約2箇月が経過しました。

現状では、下図①の主屋棟の食堂、和室及び仏間のいくつかの梁に「支え」となる支持材の設置と、④の劣化した道路側の木柵の撤去が完了しました。

現在は、②の店棟の屋根庇の一部に支持材を設置したうえで、それに荷重のかかる瓦材を除去して保管、また③の土塀の漆喰の剥離や危険な瓦などの保全などを進めています。

また、2月からは⑤のえじぷとの間の素屋根設置・足場架構工事に着手します。これにより、えじぷとの間の倒壊や、それによる大広間などの建屋の巻き込みを抑止することができます。えじぷとの間の状況は次回以降に紹介します。