2/11　もみが旅立ちました

2月11日　朝にもみが旅立ちました。

 

 

もみが自力で立ち上がれなくなってからは、もみのすぐ近くで寝るようになっていました。

夜中のトイレが頻繁だったのと、誰かがもみの近くにいると安心出来たからです。

か弱いもみの鳴き声で起きることが出来たし、私が気づかない時は妻が降りてきてトイレを済ませてくれました。

 

 

2/10

お別れの前日の夜、普段は上で寝ている妻が珍しく下で寝ると言って、むぎとゆきもくっついてみんなで一緒に寝ました。

今思うと本当に不思議です。

今まで、妻はベット以外で寝ることが無かったので初めてのことでした。

 

この夜も、もみは数回くぅ～と鳴いてトイレを知らせてくれました。

妻と代わりばんこでトイレを済ませました。

もみのトイレは寝たままです。

顔を自力でおこすことも難しいようで、ぺたんと寝た状態です。

 

今もはっきりと覚えているのですが、この夜に見た夢が『もみがとても楽しそうに、尻尾をぶんぶんとふって、こちらをふり返ることもなく2匹の犬と一緒に遠くへ走り去っていく』そんな夢でした。

その2匹の犬がむぎだったのかゆきだったのか、ぼんやりとした影だったのでわかりませんが、お別れのお知らせだったのかもしれません。

 

 

2/11　

朝になって目を覚ますと、良く晴れたお庭でもみと妻が日向ぼっこをしていました。

お庭でほっとコーヒーを飲むのが、最近の朝のルーティンでした。

 

以前、もみのおしりを温水で洗ってあげた時にその日は体調がよさそうで、１日中顔がキリっとしていました。

もしかしたら、体を温めてマッサージするのが良いのではないか？と思って、朝日を浴びせてマッサージするのが日課となっていたからです。

 

外に出てもみに朝のあいさつをして、さて、コーヒーを飲もうかなと思ったその時

もみがトイレを始めたすぐに震えだして、そのまますっと旅立ってしまったようです。

 

陽の光が温かくて、明るくて、まったく音がしない　本当に静かな時間でした。

 

冷静ではあるのですが、涙が溢れて止まりません。

 

最後を看取れてほっとしたのと、寂しさと、いままでありがとう…　と　いろいろな感情がたくさん

 

もみの最後に『もみのお友達の甲斐犬に会わせてあげられたらな。』と思いました。

 

もみはその甲斐犬のお友達とそのお母さんのことが大好きで、お友達の家の前を通るときは二人が出てきてくれるのを待っていました。

長い入院後に、よたよたになりながらも向かったさきはお友達の家で、お友達とお母さんにあうと信じられないくらい元気になったのを覚えています。

 

 

会わせてあげたいなと思いながら、お友達の家の方を向くと

まさか、散歩中のお母さんとお友達がこっちを見ていてくれました。

大きく手を振ると、お母さんが急いできてくれました。

もみの事情をしっているので、普段から心配していてくれたのです。

 

たくさん泣いてくれて、もみにお別れをしてくれました。

 

きっと、もみも喜んでくれたと思います。

 

 

もみとの最後のお別れはとても寂しくて辛かったですが、たくさんのお花でお見送りをすることにしました。

 

きっと、今は元気にお花畑を走り回っていると思います。

 

 

 

これまで、応援していただいた皆様本当にありがとうございました。

 

 

 

 

もっちゃん、いままでありがとう。