能登半島地震|白米千枚田を修復し、再び米作りを。
能登半島地震|白米千枚田を修復し、再び米作りを。

支援総額

18,550,000

目標金額 10,000,000円

支援者
1,092人
募集終了日
2024年4月5日

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2025年10月03日 07:38

修復作業に苦戦した夏

皆様ご無沙汰しております。

能登もだいぶ涼しくなり、エアコン要らずのちょうどいい季節となりました。

 

さて、久しぶりの活動報告となってしまいました。

千枚田は今、稲刈りが終わり、脱穀の時期に入っています。今年はおかげさまで、昨年の2倍の250枚での作付が叶いました。これもひとえに皆様の応援あってこそです。

 

今年の夏はなんと言っても「水不足」に悩まされた日々でした。

とにかく山から水が来ない。成長期の稲にも、そして修復に必要な水も来ない。修復が進まない焦りから、愛耕会のみんなも一時は心に余裕を無くしておりました。

 

なんとか「耕作」「修復」の両方が行えるよう、修復作業の開始前の朝には、修復予定のエリアに水を引き込み、作業が終わる夕方には、耕作中の田んぼに水を引き込む。そんなことを繰り返しながらなんとかやり過ごす。本当に水の分配に苦心した夏でした。

 

そして今年の夏は、来年以降の作付を目指して、以下のエリアの修復を行いました。

このエリアは大きな亀裂の修復や畦直しは終わっていますが、厄介な「目に見えない被害」の対処はまだ手付かずでした。

 

一見、大丈夫そうに見えても、地震の揺れで傾いていたり、土中に隠れた細かい亀裂から水漏れを引き起こしていたりします。実際に水を入れてみないと見えないのです。このままではいつまで経っても作付ができません。

 

そこで耕作が少し落ち着く7、8月を見計らって、今年の修復エリアを決め小型機で耕します。そのあと水を入れて、張傾きや水漏れがないか調べながら修復していくという作業を行いました(昨年も100枚程の田んぼでこの作業を行っています)。

 

地震の被害で休耕田になっている田んぼを小型耕運機で耕す

その後、水を入れる。水不足で使える水が少ないため、なかなか下の方まで回らない

水を入れるとあらゆる所から水漏れが発生。被害箇所が分かるように札を立てる

小型耕運機でさらに土と水を攪拌しドロドロにし、目詰まりを起こさせて亀裂を塞いでいく

 

水が少ないため、中々作業が思うように進みません。

水を入れてもすぐに田面が乾いてしまい、土が固くなってしまいます。昨年は100枚程の修復作業で10日程かかりましたが、今回はその倍かかりました。

 

揺れでなだらかになった土手を削り、小型耕運機が入るような幅に調整

同時に低くなった畦も直していく

上から徐々に水を入れ、耕して亀裂を埋めながら下の田んぼへ移動していく

 

千枚田は現在、脱穀作業に追われています。

X(@noto_senmaida)インスタグラム(@senmaida_aikoukai)でも日々の活動を発信していますので見ていただけたらうれしいです。

 

次回はボランティアさんのお話をしたいと思います。

 

 

リターン

5,000+システム利用料


5千円 支援コース

5千円 支援コース

●お礼のメールをお送りします
●活動報告をお送りします

申込数
466
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

10,000+システム利用料


1万円 支援コース

1万円 支援コース

●お礼メールをお送りします
●活動報告をお送りします

申込数
503
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

5,000+システム利用料


5千円 支援コース

5千円 支援コース

●お礼のメールをお送りします
●活動報告をお送りします

申込数
466
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

10,000+システム利用料


1万円 支援コース

1万円 支援コース

●お礼メールをお送りします
●活動報告をお送りします

申込数
503
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月
1 ~ 1/ 9

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