あと19日　まめ丸の病気について

がんは、臓器や骨など様々な場所に現れる病気です。まめ丸が治療しているリンパ腫は血液のがんになります。

血液中の白血球のなかのリンパ球ががん化する病気です。

リンパ球は細菌やウイルスなどの病原体や異物から体を守るはたらき（免疫）をもち、血流に乗って全身に流れていく性質があるため、リンパ腫は全身どこにでも発生する可能性があります。

まめ丸は、くびやわきの下、足の付け根などのリンパ節に腫れやしこりがあらわれました。そして、リンパ球は血流に乗って流れていく性質があるため、リンパ腫の病変は全身のあらゆる臓器に出現する可能性があります。リンパ節の腫れは、多くの場合、痛みを伴いません。

まめ丸も全身麻酔でCT検査をしました。その時点では臓器に発生はみられませんでしたが、いくつか疑わしい影がみられました。しかし、さらなる全身麻酔で開腹をし、疑わしい影を確認するより、化学療法を開始していくことを優先しました。

リンパ腫の治療には化学療法や放射線などがあります。まめ丸はシコリが数カ所にあるので、化学療法を行ってきました。4種類の薬を16回投与していく治療計画で寛解を目指しました。

しかし、10回目終了後にガンが再発（再燃）しました。現在、予定を変更した抗がん剤の投与で、再燃したシコリが小さく抑えられました。

この先、まめ丸が生きていくには化学療法を続けていかなければばならなくなりました。

化学療法は抗がん剤の投与、体力の回復や副作用を抑えるための注射や点滴、体の様子を知るための血液検査、飲み薬などを併用していきます。抗がん剤投与の日は４〜５万円超程度、それ以外の日でも２万円前後、血液検査の内容によっては３万円以上が１回の診療でかかってきます。副作用が強く出てしまい、まめ丸の体調が崩れてしまうと、連日の点滴と血液検査がおこなわれ、高額な費用がかかってきます。

この先も治療を続けさせたい。

本来なら家族でなんとかすべきことです。しかし、予定を大幅にこえた治療回数により、大変厳しい状況になってきています。

まめ丸のために、お力をかしていただけないでしょうか。

本日の血液検査の結果と治療の明細です