アルウィンの座席アップサイクルによるスタジアム観戦環境の改善

アルウィンの座席アップサイクルによるスタジアム観戦環境の改善

支援総額

2,070,000

目標金額 1,840,000円

支援者
164人
募集終了日
2025年6月30日

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プロジェクト本文

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自己紹介

 

クラブの歴史

松本山雅FCは、Jリーグに所属するプロサッカークラブです。 1965年、当時松本駅前近くにかつてあった『純喫茶山雅』の店主と常連客がつくった『山雅クラブ』がルーツです。

 

 

2000年代はじめから、Jリーグを目指す機運が高まりました。2002年に開催されたサッカーワールドカップ日韓大会に出場したパラグアイ代表が、大会直前の合宿を松本市で実施。代表のキャプテンだった当時のスター選手、ホセ・ルイス・チラベルトが「こんなに素晴らしいスタジアムがあるのに、なぜ地元にクラブがないのか?」という発言が契機となり、2004年秋、地元有志の高い志のもとJリーグを目指す運営組織が立ち上がりました。 北信越フットボールリーグ2部のクラブは、2010年にJFLに昇格。2012年には悲願のJ2リーグに昇格しました。

 

 

 

その後は、2度のJ1も経験。現在は、J3でJ2昇格を目指し奮闘中。

 

 

12番目の選手「サポーター」

 

松本山雅FCを語るうえで欠かせないのは、クラブの象徴でもありスタジアムの主役である『背番号12』を背負うサポーターです。

ホームだけでなく対戦相手のスタジアムにも駆けつけてくれる熱心なサポーターの数と熱さ、クラブを想う気持ちは、Jリーグでも屈指です。

 

 

クラブ創設当初は数えるほどだったサポーターも、J1だった19年のリーグ戦は1試合平均17,416人。コロナ禍に見舞われましたが、2022年以降は、J3でも1試合平均8,000人を超えています。J3で1位の入場者数を誇り、上位カテゴリのJ2平均を超えるサポーターに支えられています。

 

 

サポーター数だけでなく、郷土愛の強さに裏付けられた選手たちを鼓舞する応援の熱量も相まって、毎試合スタジアムは熱い空間になっています。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

そんな松本山雅FCのホームスタジアムが、2001年に開業した『長野県松本平広域公園総合球技場』。『アルウィン』の愛称で約四半世紀にわたって多くの人々に利用されてきました。

 

 

長く使用されてきた観客席の座席は、長年風雨に晒されているため老朽化が進んでおり、昨年末からバックスタンド中央部分の改修工事が進められています。今年3月には、リニューアルされた約2,000席の座席がお披露目されました。

 

 

改修工事で撤去された旧座席は、アルウィンで開催された試合で繰り広げられた数々のドラマに立ち会い、また松本山雅FCの歴史を目撃してきた多くのファン・サポーターが長年座ってきた愛着のあるものです。 昨年末には、長野県から希望者へ無償譲渡が行われましたが、県内外から578件1,181席分の申込があり、たいへん大きな反響を呼びました。

 

松本山雅FCも同様に、そのうち50席を譲り受けました。

近年は、多くの人々が集う場所になった『アルウィン』。スタジアム建設に尽力された方々、クラブの誕生や成長に関わった皆さんの想いを形になったものに残せるよう、アップサイクルにより新たな命を吹き込み、本プロジェクト賛同者と共に、後世にスタジアムの歴史や思い出と共に継承していきたいと考えました。

 

プロジェクトの内容(返礼品)

 

今回のプロジェクト実施についてこだわった点は、『地元』です。

 

クラブを支援していただいている企業によって運営されている長野県特化型の本クラウドファンディング「FANTo!」によってプロジェクトを実現します。

アップサイクルする椅子のデザインは、地元の建築事務所によって設計。さらにクラブを長くサポートする地元・木工所が製作を担当し、家具職人の手で新たな命を吹き込みます。

 

 

デザインは、スタジアム名のアルウィン(Alwin)からインスピレーションを得たデザインに落とし込みました。

ちなみに、アルウィンの語源は、「アルプス(Alps)」と「ウィンド(風: Wind)」または「ウイング(翼: Wing)」をかけ合わせた造語で、スタジアム完成の際に公募によって決まったものです。また、J2・J1へと再び登り詰め、日頃から応援いただいている皆さまと一緒にクラブも更なる飛躍をするという願いも込めています。

 

<製造:株式会社安藤木工所(本社:長野県松本市庄内)>

1916年(大正5年)に松本町(元松本市)で建具屋として創業。 堅牢で機能美を備えた日用品を製作する100年企業の職人によって製造・加工を担当し、アップサイクルを手がけます。

https://ando-mokkojyo.jp/ 
 

<設計:株式会社アーキディアック(本社:長野県松本市島立)>

「人」と「もの」と「自然」の関係性を大切し、良質な建築の創造を目指す一級建築士事務所。 歴史的な建造物をはじめ、街で見かけるデザイン性にあふれた建築物を数多く手掛けてきた建築設計会社の一級建築士が設計・デザインを担当。

https://archideach.com/ 

 

<デザイン:立木 勝/たつぎ まさる>

株式会社アーキディアック 取締役 業務執行役員企画開発本部・ADスタイル部長。一級建築士・設備設計一級建築士。1969年長野県茅野市生まれ。1992年 大阪芸術大学芸術学部建築学科卒業。

 

▪️サイズ

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン・内容

 

座席のアップサイクルを通じて、スタジアムの観戦環境の改善に努めます。

今回は、「未来のサポーター」となるスタジアムの利用者『小さな子どもたち』に焦点を絞りました。

 

■日本サッカーが取り組む「アクセス・フォー・オール」

日本サッカー協会では、誰もがサッカーの「する」「見る」「関わる」にアクセスできる社会を実現を目指し、多様な「機会」と「選択肢」を持続的にお届けする取り組みを行っています。

サッカーファミリーの一員である松本山雅FCも、様々なアクションにチャレンジしています。

 (公益財団法人 日本サッカー協会公式ウェブサイト「アクセス・フォー・オール宣言」)

https://www.jfa.jp/about_jfa/accessforall/

 

■松本山雅FCが取り組んでいる「ママサポ」

松本山雅FCでは、医師や助産師さんにママたちをサポートしていただきながら、安心してスタジアムに来場できる環境づくりにチャレンジしています。はじめは、地元・信州大学医学部「周産期のこころの医学講座」から、コロナ禍において妊婦や育児中のママが家で過ごす時間が増加することで、うつ状態になる方が増えているという社会課題について相談を受けたことがきっかけでした。子どもが小さいため、「周りに迷惑をかけてしまう」などの理由でサッカー観戦を諦めていたというサポーターの皆さんが予想以上に多くいることが分かっています。

 

 

先日、「日本スポーツ振興センター」がスポーツの競技会場でアンケート調査を行った結果についての報道がありました。

このアンケート調査結果によると、小さな子どもを連れた親のスポーツ観戦について、移動の大変さや周囲への迷惑から観戦に心配ごとやためらいがあると回答した人が、実に7割以上いらっしゃるそうです。

 

こうした課題を解決するために、今回のプロジェクトを通じて、『ポータブルチェア』を購入し、施設に寄贈します。

松本山雅FCの主催試合だけでなく、他の大会や種目などでも、小さなお子様連れのファミリー層や障がい児がアルウィンを利用する際に、お使いいただけるようにします。  

特に乳幼児や障害のあるお子様が安全快適に座ることが可能になり、ご家族で一緒に観戦を楽しむことができるスタジアム実現につながることを期待しています。

 

 

■購入・寄付するポータブルチェア

インクルーシブデザインを軸とした子ども用プロダクトを手掛ける株式会社Halu(ハル)が開発・販売する「IKOU(イコウ)ポータブルチェア」を購入します。全国59の企業や自治体、92ヶ所に設置(2024年12月末時点)されており、サッカーをはじめ各種スポーツでも導入の実績があります。スタジアムの既存の大人用座席の上に簡単に取り付けができ、ご家族が一般座席で一緒に観戦体験を共有できる機会創出に貢献しています。

 

IKOU(イコウ) | 自由で自分たちらしい外出を、すべての子どもと親たちに。

 

 

■5月3日GW中の主催試合でレンタルサービスを試行

先日行われた、松本山雅FC対ツエーゲン金沢戦にて、本プロジェクトで購入を目指す「ポータブルチェア」のレンタルサービスのトライアルを実施しました。10組の親子が参加してくださり、次のようなお声をいただきました。

  • 膝上よりもおとなしく見てくれた
  • 子どもが動き回らずにみることができた
  • ポータブルチェアがあることで、子どもの居場所がある安心感につながった
  • 子どもがとても楽しそうに応援していた
  • 子どもと観に来ても良いんだという安心感につながった
  • いつもは膝上なので、子どもの表情が見えないことが多かったのですが、隣に座って一緒に観戦できたので、たくさん会話ができた。
  • 小さいうちは、普通の座席に一人で座っていてくれない。
  • 子どもが多少暴れても、椅子がしっかり固定されていて安心できた。
  • ポータブルチェアにベルトが付いているので、安心してサッカーを観戦することができた。

トライアルを通じて、実際に観戦されたファミリーの笑顔をたくさん見ることができました。

 

これまで、アルウィンや松本山雅FCに関わっていただいた皆さまの想いをアップサイクルした椅子を通じて後世に残すとともに、未来のサポーターになる子どもたちのスタジアム観戦機会を創出する本プロジェクトに対して、皆さまのお力をぜひお貸しください。

 

プロジェクト実行責任者:
小澤 修一(株式会社松本山雅)
プロジェクト実施完了日:
2025年10月10日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

集まった資金は、ポータブルチェア「IKOU」を購入し、アルウィンをご利用の方に使用していただきます。

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プロフィール

長野県松本市をはじめ、11市町村をホームタウンとするJリーグに所属するプロサッカークラブ。

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リターン

3,000+システム利用料


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【応援コース】3,000円

◇御礼のメール
◇活動報告書(PDF)

アルウィン座席改修で撤去された座席をアップサイクルしたスツールを、本応援コースのご支援25口で1脚、①信州大学医学部附属病院、②松本市観光情報センター、③松本中央図書館、④塩尻市立図書館本館(えんぱーく)のいずれかに寄付します。

※信州大学医学部附属病院様、松本市観光情報センター様、松本中央図書館様、塩尻市立図書館本館(えんぱーく)様から寄贈を行うこと、名称掲載を行うことの許諾を取得しております。

申込数
228
在庫数
397
発送完了予定月
2025年8月

77,000+システム利用料


アップサイクルスツール①

アップサイクルスツール①

アルウィン座席改修で撤去された座席をアップサイクルしたスツールです。2001年のアルウィン開業当時から使用されている座席です。

申込数
7
在庫数
28
発送完了予定月
2025年8月

3,000+システム利用料


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【応援コース】3,000円

◇御礼のメール
◇活動報告書(PDF)

アルウィン座席改修で撤去された座席をアップサイクルしたスツールを、本応援コースのご支援25口で1脚、①信州大学医学部附属病院、②松本市観光情報センター、③松本中央図書館、④塩尻市立図書館本館(えんぱーく)のいずれかに寄付します。

※信州大学医学部附属病院様、松本市観光情報センター様、松本中央図書館様、塩尻市立図書館本館(えんぱーく)様から寄贈を行うこと、名称掲載を行うことの許諾を取得しております。

申込数
228
在庫数
397
発送完了予定月
2025年8月

77,000+システム利用料


アップサイクルスツール①

アップサイクルスツール①

アルウィン座席改修で撤去された座席をアップサイクルしたスツールです。2001年のアルウィン開業当時から使用されている座席です。

申込数
7
在庫数
28
発送完了予定月
2025年8月
1 ~ 1/ 7

プロフィール

長野県松本市をはじめ、11市町村をホームタウンとするJリーグに所属するプロサッカークラブ。

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