「大自然の摂理と調和して生きる生き方を象の叡智から学ぶ」動物保護活動家ダフニー・シェルドリック

「地球の未来について私は楽観的です。間に合わなくなる前に、人間は必ず気付くと私は思います。ひとつの種の絶滅は、必ず他の種に大きな影響を与えます。なぜなら、すべての種は、鎖のようにお互いに結び合わされているので、その一つが切れると全体がバラバラになってしまうからです。地球は、それ自体がひとつの生き物です。全ての種は、その体の一部分だから、ひとつの種の絶滅は、指を切ったり、目を失うのと同じこと。もうそのことに気付くべき時が来ています。

　そして、象から学べることは、他の種や仲間と共に平和に生きる生き方と、そしてそういう生き方に対する誇りや英智です。人間が自然を打ち負かす、ということはできません。我々が今抱えてる問題の答えや解決策は、全て自然の中にあります。私たちは今、進歩した科学技術を、残された自然を守ることに集中しなければならない、と私は思います。…。」

（ダフニー・シェルドリックさんは４月２６日土曜日午後６時から屋久島文化村センターで上映される「地球交響曲ガイアシンフォニー」第一番に登場されます。ご協力ありがとうございます！あなたの１０００円のご支援で離島に住む方も視聴することができます。）