地球交響曲ガイアシンフォニー第一番~第九番の自主上映会を屋久島で!
地球交響曲ガイアシンフォニー第一番~第九番の自主上映会を屋久島で!

支援総額

62,000

目標金額 60,000円

支援者
10人
募集終了日
2025年3月27日

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2025年02月14日 08:24

「非常に不思議ないのちの仕組みね」 本庶祐

『有志竟成』(ゆうしききょうせい)

これは僕が最近よく書にする文字です。「志があればついに成る」という意味で、後漢の光武帝による言葉だと言われています。ノーベル賞を受賞した後に、ノーベル博物館に記念品をひとつ贈るのですが、僕はこの書を額に入れて、その下に英語で説明を加えて贈りました。だから最近、この書を頼まれることが多くなりました。

 僕が何か成し遂げたいというか、何かを知りたいという好奇心が無ければ、研究をしてもあまり意味が無いと考えています。だから若い人には、いつでも、いつまでも、自分は何が知りたいのか、ずっと問い続けるように伝えています。研究をする上で大切なことは、自分には何ができるのかではなくて、自分は何を知りたいのかなのだ、と。

 僕は生物学という、つまり生き物のことを研究しているけれど、僕が大学に入ったころの生物学は、原理を究めることは不可能だと思われていました。生物学とはいわゆる分類の学問で、こういう生物がいるとか、こういう形態があるとか、そういう退屈な学問だったのです。ところが1950年頃に遺伝子、DNAというものが見つかって、1970年頃から、そこに刻まれている暗号の解読が始まりました。これは素晴らしい時代が来たなと思いました。ここをかき分けて行けば、非常に複雑な命の仕組みが紐解けるのではないか。そんな期待がありました。

 僕が最初に取り組んだことは、あるタンパク質の役割を知る事でした。それから外国に行って初めて、免疫の仕組みに出会います。色々な病原体が体の中に入ってきたときに、体がどのようにそれを見分け、どのように反撃するのか。その仕組みに非常に興味を持って、以来、ずっと今まで続けていますけどね。

 とは言え命の仕組みについては、まだまだ分からないことばかりです。10分の1もわかっていない。となると、最初はどこを掘り下げて研究すればいいのかもわかりません。そういう時に最もよい方法は、たくさんの人がそれぞれに一番いいと思う研究を試してみること。それがいわゆる基礎研究なんですね。若い人たちがそこに楽しみを見いだしてくれればいいな、と思っています。

 

(ノーベル賞受賞者の本庶祐さんは2025年12月27日土曜日午後6時から「屋久島環境文化村センター」で上映される予定の「地球交響曲ガイアシンフォニー」第九番に出演されています。あなたの1000円のご支援で離島に住む方も視聴することができます。ご協力ありがとうございます。)

リターン

1,000+システム利用料


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感謝のメール

感謝のメールを送らせていただきます。

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

3,000+システム利用料


地球交響曲ガイアシンフォニーのパンフレット(第五番or第六番)

地球交響曲ガイアシンフォニーのパンフレット(第五番or第六番)

地球交響曲ガイアシンフォニーのパンフレットを送らせていただきます。

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

1,000+システム利用料


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14
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2025年12月

3,000+システム利用料


地球交響曲ガイアシンフォニーのパンフレット(第五番or第六番)

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1
在庫数
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発送完了予定月
2025年4月
1 ~ 1/ 8

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