【支援金の使い方に関して】

以下のようなメッセージをいただきましたので、クラウドファンディングの経緯についてご説明させていただきます。

「堀江さん、よく存じ上げておりました。演奏も聴かせていただきましたし、演奏会で客席にいらっしゃるお姿を拝見した事もありました。

若い演奏家のために役立てるということは、良く理解できます。

しかし私は、小さな子供さん達をかかえ、奥様の力で生きていけるのか心配でなりません。一部でも、奥様にお渡しできないでしょうか。私の分だけでも、と思います。」

このようなお気持ちを寄せていただき、心より感謝申し上げます。

クラウドファンディングの実施にあたっては、当初よりご家族と相談を重ねてまいりました。

もともと実行委員会としても、多くのご支援が集まった場合にはご家族にお渡しすることを想定しておりましたが、ご家族からは「クラウドファンディングは必要ない。お別れの会の費用は個人で負担します」というお考えがありました。

そのうえで私たちから、「クラウドファンディングを通じて堀江を偲びたいという方もいる」「気持ちを寄せる手段として意義があるのではないか」という提案をしたところ、

「それなら、集まった支援は堀江が取り組んできた“若い演奏家の支援”に使ってほしい」

とご家族からご了解をいただき、実施に至っております。

堀江の想いを未来へつなぎ、サクソフォンを志す若い演奏家たちのために支援を活かしていくことが、ご家族のご意向でもあることをご理解いただけましたら幸いです。

今回いただいたお言葉は、私たちにとってもあらためて身の引き締まる思いでした。

皆さまのご支援の意図をしっかりと受け止め、誠実に運営してまいります。