がん患者さんのためのウィッグ&外見ケアルームを鳥取に

支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 0人
- 募集終了日
- 2025年9月29日

移植医療の未来を。「こころの教育」を全国の学校へ
#子ども・教育
- 現在
- 1,745,000円
- 支援者
- 123人
- 残り
- 52日

不安な将来をみんなで解決!"いしいさん家"サポーター大募集!
#まちづくり
- 総計
- 12人

多世代・多地域ごちゃまぜ地域サロン ~マンスリーサポーター募集~
#まちづくり
- 総計
- 2人

がん患者家族に必要な支援を!「がん家族」サポーター募集
#医療・福祉
- 総計
- 3人

まちを再生する訪問看護「Nurse&Craft」サポーター募集!
#まちづくり
- 総計
- 2人

マンスリーサポーター募集|0歳から100歳まで切れ目ない仕組みを
#まちづくり
- 総計
- 0人

「育てる仕事で未来をつくる」 メダカ養殖で就労支援を応援したい!
#地域文化
- 現在
- 0円
- 支援者
- 0人
- 残り
- 26日
プロジェクト本文
▼自己紹介
はじめまして。
鳥取市内で美容室とまつ毛サロンを運営している有限会社ラブアンドピースの西川征和と申します。
突然ですが、「髪がきれいだと、それだけで気分が前向きになる」――そんな経験はありませんか?
誰かと会う日でも、特別な予定がない日でも。
鏡に映る自分が少し好きになれるだけで、ふっと背筋が伸びるような感覚。
私たちは、そんな“小さな前向き”を美容の力で届けたいと考えています。
美容室に行きたくても行けない方にも、美容の力を届けたい。
そんな想いから、2018年に訪問美容サービスをスタートしました。
高齢者の方、障害のある方、病気やケガで外出が難しい方のご自宅や施設・病院を訪問し、髪を整えるお手伝いをしています。
この活動のなかで出会ったのが「医療用ウィッグ」です。
医療用ウィッグとは?
医療用ウィッグとは、がん治療や病気・事故などによる脱毛に対応するために作られた、医療目的のウィッグ(かつら)です。
外見の回復だけでなく、精神的なサポートを目的としたもので、一般的なファッション用ウィッグとは異なり、装着感や安全性、見た目の自然さにこだわってつくられています。
中には、非常に高価な100%人毛の製品もあれば、価格を抑えた人工毛(ファイバー)のものもあります。
ただ、人工毛のウィッグは見た目や装着感に違和感を覚える方も少なくありません。
そこで私たちは、できるだけ多くの方に安心してご利用いただけるよう、手の届きやすい価格でありながら品質にこだわった、100%人毛の医療用ウィッグを独自に選定・仕入れています。
このウィッグは、美容師が一人ひとりの髪質やご希望に合わせてカットやカラー施術を行うことができ、より自然で自分らしいスタイルに仕上げられます。
治療前と同じ髪型を再現できることで、見た目の回復だけでなく、“自分らしさ”を取り戻す大きな支えになるのです。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
この活動に取り組む中、私自身の家族ががんと診断され、治療の影響で髪を失いました。
そこで私は、病気になる前の髪色と同じウィッグを、同じ髪型にカットして贈りました。
それを身につけたときの、家族のほっとしたような、嬉しそうな笑顔――あの瞬間を、私は一生忘れません。
帽子という選択肢もあります。でも、帽子を日常的に使っていた人ならともかく、そうでなければ「いつもの自分」とは少し違うと感じるかもしれません。
現在、日本では2人に1人ががんになる時代。
抗がん剤治療は、髪の喪失という身体的変化だけでなく、見た目の変化による精神的なダメージももたらします。
自信を失っていく大切な人をそばで見ていて、美容師としてできることがあると強く感じました。
この経験を通じて、より多くの方にこの活動を知っていただきたいという想いが芽生え、今回のプロジェクトを立ち上げました。
▼プロジェクトの内容
本プロジェクトでは、弊社美容室の2階に、がん治療に伴う外見の変化に悩む方のための専用空間をつくります。
抗がん剤治療による脱毛は、単に髪が抜けるだけではありません。
「自分らしさ」や「社会とのつながり」を失ったような感覚に陥る方も少なくありません。
このスペースは、そうした方々が心身ともに安心して過ごせる“もう一つの居場所”です。
美容の力を通じて、心と外見の回復をそっと後押しできる空間を目指します。
スペースの主な機能と特徴
1. 完全個室の安心空間
ウィッグの試着やカットを、人目を気にせずリラックスして行えるよう、完全予約制・プライバシー重視の設計に。
陽の光がやわらかく入るような明るくあたたかい空間演出を予定しています。
2. 医療美容の専門対応
経験豊富な美容師がウィッグの選び方・カット・お手入れまで丁寧にサポートします。
肌が敏感な方にも配慮した低刺激な製品やシャンプーの使用、頭皮や眉・まつ毛など、外見ケア全体にも対応できる体制を整えます。
3. ウィッグ販売・調整・メンテナンス
医療用ウィッグの試着・販売・加工を行います。
ウィッグのカット調整・洗浄・スタイリングといったメンテナンス体制も完備。
ご希望の方には自宅や病院・施設への訪問ケアにも対応予定です。
4. 情報提供と寄り添いの場として
ウィッグに関する助成金制度の案内。
希望者には、同じ立場の方の声を集めた冊子やコミュニティ情報などもお渡しできるように整備していきます。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
〜美容の力で、前を向ける社会へ〜
2人に1人ががんを経験する時代。
誰もが、いつか自分や大切な人の“がん”と向き合うかもしれません。
私たち美容師ができること―― それは、髪を整えること、眉を描くこと、肌をやさしくケアすること。
それは、単なる美容行為ではなく「自分らしさを取り戻すきっかけ」になると信じています。
この外見ケアスペースは、その第一歩です。
将来的には、以下のような取り組みも視野に入れています。
- 外出が難しい方への訪問美容
- 外見ケアの強化
- ウィッグや育毛の相談をもっと身近にできる仕組みづくり
- がん経験者や美容師によるピアサポートの場づくり
- 美容師の技術と想いを活かした社会貢献・教育活動
「また鏡を見たい」「また人に会いたい」 そう思える瞬間を届けることが、私たちの願いです。
美容師としてのスキルを、誰かの“生きる力”に変えていく。
このプロジェクトを通じて、美容の力が希望の一歩になることを信じています。
- プロジェクト実行責任者:
- 西川征和(有限会社ラブアンドピース)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年2月1日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
有限会社ラブアンドピースが自社美容室の2階に、がん治療による外見の変化に悩む方のための専用空間をつくりたいと考えています。集まった資金はその改装費に充てられます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 美容所開設届(2階部分)は、改装後に保健所の確認を行い、2026年1月31日までに取得予定です。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
鳥取市で美容室を運営している有限会社ラブアンドピースの西川征和です。 私はこれまで、訪問美容や医療用ウィッグのサポート、ヘアドネーションなど、“髪を通じて人の力になる”活動に取り組んできました。 先日、母ががんと診断され、抗がん剤治療によって髪を失いました。 そのとき、家族として、美容師として、自分に何ができるのかを深く考えました。 ウィッグの製作や外見ケアを通じて、母が少しずつ笑顔を取り戻していく姿を見て、外見を整えることがどれほど心の支えになるかを、改めて実感しました。 この経験をきっかけに、弊社美容室PORTの2階を使ってがん患者さんのための「医療用ウィッグ&外見ケアスペース」を立ち上げることを決意しました。 美容師だからこそできるサポートを、これからも広げていきたい。 そんな想いを込めて、今回のプロジェクトに挑戦しています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円+システム利用料
3千円コース
◾️御礼のご連絡
◾️寄付金領収書
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
10,000円+システム利用料
1万円コース
◾️御礼のご連絡
◾️寄付金領収書
◾️ホームページへの氏名の掲載(ご希望者のみ)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
3,000円+システム利用料
3千円コース
◾️御礼のご連絡
◾️寄付金領収書
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
10,000円+システム利用料
1万円コース
◾️御礼のご連絡
◾️寄付金領収書
◾️ホームページへの氏名の掲載(ご希望者のみ)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
プロフィール
鳥取市で美容室を運営している有限会社ラブアンドピースの西川征和です。 私はこれまで、訪問美容や医療用ウィッグのサポート、ヘアドネーションなど、“髪を通じて人の力になる”活動に取り組んできました。 先日、母ががんと診断され、抗がん剤治療によって髪を失いました。 そのとき、家族として、美容師として、自分に何ができるのかを深く考えました。 ウィッグの製作や外見ケアを通じて、母が少しずつ笑顔を取り戻していく姿を見て、外見を整えることがどれほど心の支えになるかを、改めて実感しました。 この経験をきっかけに、弊社美容室PORTの2階を使ってがん患者さんのための「医療用ウィッグ&外見ケアスペース」を立ち上げることを決意しました。 美容師だからこそできるサポートを、これからも広げていきたい。 そんな想いを込めて、今回のプロジェクトに挑戦しています。












