地域で作る小さな科学館

寄付総額

620,000

目標金額 500,000円

寄付者
15人
募集終了日
2025年10月5日

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プロジェクト本文

▼自己紹介

 

当NPOふくい科学学園は2009年9月、福井大学産学官連携本部の支援のもとに設立しました。

設立の理念は「科学の見える化を通じて、科学の面白さを伝え、科学への理解を深めてもらい、科学の考え方を伝承する」です。

事業目標に、1)科学実験教材の開発、2)科学実験教室の開催、3)海外教育支援の3つを掲げてスタートし、現在16年目となっています。会員数は現在29名で、内、教育現場経験者(大学、高校、中学、小学校)は約4割です。

設立から6年間は、2週間に1回、土曜日の午前中(10時から12時半)、福井市のアオッサ会場で実験教室を定期的に開催しました。

これには福井市とその周辺の小学生(4・5・6年生)、20~30人が参加し、実験を楽しみました。

この6年間の実践の中で、私達は多くの科学実験教材を開発することが出来ました。

2015年からは定期的な実験教室は行っていませんが、色々な助成金を獲得しながら、科学実験教育活動を継続しています。

私達の活動に対して、2022年2月、福井県より「県民社会貢献活動知事奨励賞」が授与されています。

 

< ふくい科学学園の理念と事業概要の図>

 

  

  < 教材開発>

 

身の回りにある安価な材料を用いて効果的な実験教材を作ることをモットーとしています。 

(写真:踊る干渉模様(左上)、空気砲の渦の断面(右上)、タンポポの毛に人工雪(左下)、煙箱の

 中を直進する光線(右下))

 

<海外教育支援> 

北陸地区 のインドネシア留学生を対象に講演(左上)、インドネシアアチェ州でワークショップ(右上)、

ジャカルタの高校生に摩擦のない力学実験(左下)、STEM国際学会にてズームで講演(右下)

 

<アオッサ会場で定期的実験教室開催>

”アオッサ実験教室の様子 ”

グループに分かれて実験、保護者が参観(左上)、工作でCD分光器を製作(右上)、

水を注いで光の屈折の実験(左下)、人工雪を作る実験(右下)

 

”光の実験”

夕焼けの仕組みを見る(左上)、水槽の中をレーザー光が全反射(右上)、

水滴レンズ顕微鏡(左下)、かげろうの仕組みを見る(右下)

 

”波の実験”

水面の波で波の干渉を作り天井に映し出す(左上)、縦波を体で表現(右上)、

摩擦のない装置でゆっくり進む波を見る(左下)、実験教室のはじめスライドで説明(右下)

 

”摩擦の無い装置で”運動の実験”

「微小ビーズを用いる摩擦の無い装置」は当NPOのオリジナルであり(特許No.5257877)、新しい科学

実験教材として優れた物です。この装置を使えば、中学。高校で習う”力学の法則”の殆どを可視化でき

るので、とても理解しやすくなります。また、楽しいゲームもできます。

摩擦がないので、わずかな力にも反応し、いろいろな運動が見えます(左上)、ピンポン玉を使って摩

擦の無い装置の仕組みを理解する(右上)、カーリングゲームを楽しむ(左下)、モンキーハンティン

グの演示実験(右下)

 

”アオッサ実験教室の夏合宿(奥越高原青少年自然の家にて)”

草むらを背景に虹の実験(左上)、水ロケットで遊ぶ(右上)、太陽炉で実験(左下)、天体観測(右下)

 

<学校に出向いて出前授業:人工雪を作り顕微鏡観察>

池田小学校(左上)、船佐小学校(右上)、上庄小学校(左下)、越廼中 学校(右下)にて

 

<古民家で光の実験>

福井市おさごえ古民家(左上)、太陽光を鏡で導きCDに当て色に分ける(右上)、

煙箱の中でレーザー光線をダイヤモンドに当てる(左下)、太陽光を白いボールに当て月の満ち欠けを理解(右下)

 

<グリフィス記念館で公開実験>

明治の初め福井で科学を教えたグリフィスを記念して建てられたグリフィス記念館にて

シャボン玉の実験(左上)、グリフィス先生の写真の前で大気圧の実験(右上)、

摩擦の無い装置で運動の実験(左下)、屋外で背景を暗くして空気砲を飛ばす(右上)

 

<自然雪の結晶観察>

北海道以外では一般に雪の結晶観察は困難ですが、私達は雪と塩を混ぜてできる低温(ー20度)を使って、

雪を冷凍保存して顕微鏡観察しています。

スキー場で雪の顕微鏡観察(左上)、降る雪を保存容器に集める(左上)、雪の結晶観察をNHK福井が

取材(左下)、雪の結晶の顕微鏡観察する児童(右下)

 

・自然雪の顕微鏡写真

 

・自然雪をマルチカラー照明で顕微鏡撮影

 

 

<人工雪生成実験>(かき氷と塩を混ぜてできるマイナス20度の低温は人工雪生成に適しています)

・人工雪生成装置

静電気を持ったプラスチック板を冷却し、装置の上部に取り付けた綿棒から少しずつ水蒸気を送ります。

 

・人工雪の顕微鏡写真

扇形結晶(左上)、星状結晶(右上)、タンポポの毛に出来たつづみ型結晶、角板付樹枝結晶(右下)

 

・雪の結晶を高齢者生きがいに

地域の高齢者に雪の結晶の話をした後、実際に顕微鏡で雪の結晶を覗いてもらいました。

 

・雪の結晶写真展の開催

写真展会場のコーナーで雪の切り絵をする児童ら(左上)、ショッピングセンターで開催 した雪のレ

プリカ観察(右上)雪の結晶写真を見る小学生(左下)、福井駅前のハピテラスで雪の結晶写真展開催

(右下)

 

<2024年度福井県ワクワクチャレンジコンテスト採択事業:「地域で作る小さな科学館」>

・第1回「簡易ルーペ顕微鏡の組み立て

組み立てに使った部品(左上)、出来上がった簡易ルーペ顕微鏡で観察(右上)、公民館の高齢者グル

ープが組み立てを協力(左下)、カラー印刷のドットをスマホ画面に映し出す(右下)

 

・簡易ルーペ顕微鏡にスマホを取り付け撮影した写真

サクラソウの花の中に虫がいる(左上)、食塩の結晶(右上)、コケ(左下)、ハチの頭(右下)

 

・第3回:公民館で「わくわく科学実験」(光の実験、人工雪の実験、音の実験、空気砲の実験、

 シャボン玉の実験)

 

・第6回:公民館で「目で見てわかる科学実験」(空気砲の実験と顕微鏡観察)

 

・第7回:奥越高原青少年自然の家で実験教室開催(光のスペクトル、空気砲、シャボン玉の実験)

製作したCD分光器で色々な光源の光スペクトル観察(左上)、空気砲の実験(右上)、太陽光の光スペ

クトルを観察(左下)、ペットボトルを使って小型空気砲の実験(右下)

 

・第8回:実験教材展示会(アオッサ会場)

展示会場の様子(左上)、子ども達の体験を見る保護者(右上)、

段ボール簡易暗箱の中で光の実験(左下)、光の直進について説明(右下)

 

・第9回:簡易ルーペ顕微鏡で観察・スマホ撮影

顕微鏡で観察する児童たち(左)、紫玉ねぎの細胞をスマホで撮影(右上)、

スマホカメラの拡大率を上げ細胞をスマホ撮影(右下)

 

<公民館に提供した実験器具>

・手作り顕微鏡と簡易ルーペ顕微鏡

各公民館等に2台提供した手作り顕微鏡(左上)、簡易ル―ぺ顕微鏡で撮影した仏の座の花(右上)、

各公民館等に5台提供した簡易ルーペ顕微鏡(左下)、手作り顕微鏡で撮影したミジンコ(右下)

 

・天体望遠鏡

公民館等に提供した100倍の望遠鏡(左上)、望遠鏡の使い方を習得するため遠方の電柱を撮影(右上)、

手作りのスマホ撮影用アタッチメントを取り付け(左下)、スマホで撮影した月のクレーター

(望遠鏡は50倍レンズ使用)。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

私達のNPOでは青少年の科学教育を推進するため、学校では体験が難しい観察・実験を地域の公民館等でできるよう“小さな科学館”を作ることを提案してきました。このモデルケースを現在福井県内の5か所の公民館等を選んで実施しています。特に、雪の結晶、草花・昆虫、また水中微生物の顕微鏡観察を体験することで、自然の神秘や美しさに触れさせ、子どもたちの好奇心を刺激し、観察力や思考力を高めます。同時にこの体験は、子どもたちの情緒を育て、心の教育に役立つはずです。福井県は福井市内であっても自然環境に恵まれており、子どもの科学教育に大変適しています。さらに、公民館等において簡単に顕微鏡観察ができれば、大人・高齢者にとって新しい趣味となるとともに、公民館等で子どもたちと交わる機会が増え、高齢者生きがい活動となり、地域の活性化につながると考えます。将来的には、地域の人々が自立して「地域で作る小さな科学館」として発展させることが期待されます。

昨年度、2024年度の福井県ワクワクチャレンジコンテストにおいて、我々が提案した「地域で作る小さな科学館」が採択され、福井県内の5つの機関(4公民館:清水東公民館、東郷公民館、松本公民館、湊公民館、と奥越高原青少年自然の家)と連携して事業を進めてきました。この事業によって公民館でも子ども達が顕微鏡観察を行ったり、望遠鏡で月のクレーターを観察することが可能になりました。今回のプロジェクト(クラウドファンディング)によって、公民館等に配備する実験器具等をさらに充実させたいと考えています。

 

▼プロジェクトの内容

1)2024年度に引き続き各公民館等で科学実験教室を開催する

2)2024年度に引き続き、公民館等に実験器具、実験試料を提供する

  CD分光器(各4台)、空気砲実験のための煙発生器(各1台)

  手作り空気砲(大・中・小)を各1台  

  顕微鏡観察のための市販の植物プレパラートセット(各1セット)、

  雪の結晶観察の練習のための雪のレプリカ(各2枚)  

3) 実験教材展示会開催

  事業成果をアピールするため実験教材展示会を開催する。

4)実験ガイドブックの作成

  私達が開発したユニークな実験がどこでも誰でも出来るように、丁寧な実験ガイドブックを作成し福井県内の公民館等に

         配布します。また、本事業をご理解頂き、ご寄付頂いた方にはこのガイドブック(活動報告書)をリターン品として提供さ

        せて頂きます。

 

<新たに公民館に提供するCD分光器>

スマホを乗せると光のスペクトルが記録できる(左上)、CD分光器の内部(右上)

花火の光スペクトルを観察(左下)、スマホに記録した蛍光灯の光スペクトル(右下)

 

**以上、掲載している画像は、保護者より掲載許諾を得ております。

 

▼資金の使途

NPOふくい科学学園は「地域で作る小さな科学館」を運営致します。いただいたご支援は、2026年4月30日まで公民館等で開催する実験教室、および実験教材展示会に使用する旅費、資材費、ガイドブック印刷製本代、備品代、会場費、物品借料費、展示会写真印刷代、運送代として使用致します。

1)公民館等で開催する科学実験教室:旅費交通費、実験材料費

2)公民館等に提供する実験器具、実験試料:CD分光器(各4台)、空気砲実験のための煙発生器(各1台)、手作り空気砲(大・中・小)(各1台)、市販の植物プレパラートセット(各1せっと)、雪のレプリカ(2枚)

3)実験教材展示会:会場費、物品貸借料費、展示写真印刷代、展示会用材料費、物品運送代

4)実験ガイドブック作成:実験ガイドブック印刷代

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

日本の将来のためには、何としても有能な科学好きの青少年を育成する必要があります。そのためには、学校とは離れたところで、思う存分科学に親しむ環境を創ってあげることです。現在、日本のスポーツは世界でもトップクラスに成長してきています。科学教育においても、子ども達が“好き”と“憧れ”を持って、何度も何度も実験に挑戦する態度を身につけて欲しいと思います。福井県でのこの新しい試みが成功し、全国的に「地域で作る小さな科学館」運動が広まることを願っています。

 

ふるさと納税について

 

本プロジェクトに対する個人様からの寄附金は「ふるさと納税」の対象となります。ふるさと納税は、寄附金のうち2,000円を超える部分について、全額が控除・還付されます。例えば、30,000円の寄附をした場合、還付又は住民税からの控除額は28,000円となり、実質負担額は2,000円となります。

※寄附者様の収入や家族構成に応じて、還付・控除額は変わります。詳細は福井県のホームページをご覧ください。

※企業版ふるさと納税の対象ではないため、法人様による寄附はふるさと納税の対象にはなりません。

※福井県内の方は対価性のあるギフトを受け取ることはできません。  

 

本プロジェクトにおける寄附の流れ

本プロジェクトは、福井県の「ふるさと納税による新事業創出支援事業」の対象事業として認定されています。 寄附金は福井県がふるさと納税として領収し、その寄附金から手数料を除いた額を、奨励金として事業者に支給します。その他、ふるさと納税の詳しい内容や注意点については、福井県のホームページをご参照ください。

 

 

※ワンストップ特例制度の申請をご希望の方へ

確定申告が不要となるワンストップ特例制度の申請をご希望される場合は、寄附申込の際に必ず「希望有り」を選択してください。

令和8年1月10日(土)(必着)までに、福井県に申請書をご提出いただく必要があります。(期日を過ぎた場合、確定申告が必要になります。)プロジェクトが成立して寄附金額が確定した後、県から領収書とともにワンストップ特例申請書の様式をお送りします。また、

申請にあたり、マイナンバーに関する添付書類をご提出いただく必要がありますので、ご遺漏の無きようお願いいたします。    

 

個人情報の取り扱いについて

本プロジェクトは福井県の「ふるさと納税を活用した新事業創出支援事業」に認定されたプロジェクトであり、寄附者様の個人情報は、福井県に提供されるほか、福井県を通じて本事業者にも提供されます。この点をご了解頂いたうえで、ご寄附をお願いいたします。 

 

返礼品についての注記

福井県は、地方税法第37条の2第2項各号及び第314条の7第2項各号に掲げる基準に適合する地方団体として総務大臣の指定を受けています。当該お礼の品は、総務省告示で定める地場産品基準を満たしたものです。福井県内の方は対価性のあるギフトを受け取ることはできませんのでご注意ください。  

 

 

プロジェクト実行責任者:
香川 喜一郎(NPO法人ふくい科学学園)
プロジェクト実施完了日:
2026年4月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

NPO法人ふくい科学学園は「地域で作る小さな科学館」を運営致します。いただいたご支援は2026年4月30日まで開催する実験教室、および実験教材展示会に使用する旅費、資材費、ガイドブック印刷製本代、備品代、会場費、物品借料費、展示会写真印刷代、運送代として使用致します。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額はの差額は自己負担で対応致します。

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申込数
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在庫数
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