
支援総額
目標金額 600,000円
- 支援者
- 77人
- 募集終了日
- 2018年7月31日
五代藩主松平昌親と福井祇園祭
「福井祇園祭」を始められた五代藩主松平昌親(まさちか)公は五代藩主としての在位は僅か2年ですが、その後七代藩主吉品(よしのり)として再就任し、歴代福井藩主の中では最長の在任期間として記録されています。
昌親の事は福井の人でもよほど歴史に詳しい人にしか知られておりませんが、波乱万丈の福井藩を紆余曲折を繰り返しながら救った稀代の名君です。
全てをお話すると大変長くなりますので、少しだけ福井藩の歴史をお伝え致します。
福井藩は元々徳川家康の次男、松平秀康(結城秀康)が67万石を与えられ越前北ノ庄に移転してきたことが始まりです。越前松平家は長男信康の自決に伴い、徳川家康の実質的な世継ぎの立場であったことから、将軍家には反抗的で次第に幕府から冷遇されてきました。また、そのことから家中のお家騒動も激しく、二代藩主忠直が流罪にされたことから、弟の忠昌が三代藩主として家督を継ぎ、忠昌の死後には三人の息子達が家督を争って更にお家騒動が激しくなります。四代藩主として家督を継いだのは次男の光通(みつみち)で、長男の昌勝(まさかつ)は5万石の分与で越前松岡藩を立藩、三男の昌親(まさちか)は2万5千石の分与で吉江藩(現鯖江市)を立藩します。
そして、四代藩主光通は、幕府から流罪にされた二代藩主忠直の孫娘、国姫を政略結婚で娶ります。ところが国姫には子供が出来ずそれを苦に自殺をしてしまいます。すると更にお家騒動が再燃して行きます。また、その頃福井藩は相次ぐ災害で藩財政が悪化し、挙句の果てに福井城の天守は大火事で燃えてしまいます。日本初の藩札を発行するという荒業で藩政は何とか持ちこたものの、なおも収まらないお家騒動に疲れた藩主光通は、この国難を納めるられのは弟の昌親しかいないとの遺言を残して自決してしまいます。
そうして、昌親は鯖江の吉江藩を福井藩に併合して五代藩主として就任します。
その頃に昌親が始めた事業がまさしく「福井祇園祭」なのです。
五代藩主昌親公の本当の思いは分かりませんが、おそらく家中のお家騒動と相次ぐ災害に心を痛め、そして何よりも沈んだ領内を元気付けるために「福井祇園祭」を始められたのだと推察しています。
昌親公はその後たった2年で隠居してしまいますが、七代藩主に再就任した時の話はまたの機会があればお伝えします。

松平昌親(吉品)公の肖像
吉江藩庁の大手門(現西光寺)
リターン
3,000円

祇園まつり応援コース
■お礼のメールをお送りします。
■木札御守
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 73
- 発送完了予定月
- 2018年9月
5,000円

御守3点コース
■厄祓い御守セット(木札御守、福銭、豆絞り)をお送りします。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 79
- 発送完了予定月
- 2018年9月
3,000円

祇園まつり応援コース
■お礼のメールをお送りします。
■木札御守
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 73
- 発送完了予定月
- 2018年9月
5,000円

御守3点コース
■厄祓い御守セット(木札御守、福銭、豆絞り)をお送りします。
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