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新たな被爆継承活動!広島の若者たちによる「絵おと芝居」にご支援を!

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支援総額

401,000

目標金額 1,000,000円

支援者
49人
募集終了日
2025年9月23日

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プロジェクト本文

 

はじめに

 

絵おと芝居2025「ヒロシマを復興させた力」は、「(一社)まち物語制作委員会」と(株)広島ホームテレビ(テレビ朝日系列)のプロジェクトです。

 

まち物語制作委員会の代表、いくまさ鉄平氏は、地域文化の継承や震災復興に貢献するために、地域に伝わる民話や昔話、実話をもとに、アニメーション、絵本、紙芝居を制作しています。


絵おと芝居はいくまさ鉄平さんが始めた舞台表現。復興をテーマにした物語を大型スクリーンに投影した紙芝居の映像や朗読、音楽の生演奏で上演します。「ヒロシマを復興させた力」では中高校生や大学生ら次世代を担う若者が朗読で参加。新たな被爆継承の形として平和を発信します。


広島ホームテレビはこれまでも放送を通じて絵おと芝居の活動を伝えてきましたが、昨年以降、アナウンサーらが活動に加わり、一緒に公演を行っています。

 

-まち物語制作委員会 いくまさ鉄平のプロフィール-

 

紙芝居作家│いくまさ鉄平氏

 

 

【来歴】

・広島市在住・まち物語制作委員会代表

・被爆の歴史や地域文化の継承、震災復興に貢献するために、それらをテーマにした紙芝居や絵本、アニメーションを制作

・2014年に「絵おと芝居」活動を開始

・福島では、東日本大震災や原発にまつわる話をいくまさ氏が取材し、約200作制作

(震災物語は米国スタンフォード大学に収蔵)

 

【「ヒロシマを復興させた力」作品】

①『ヒロシマ緑の輪物語』:広島の供木運動の物語

②『広島サッカー復活物語』:市民に活気と希望を与えた広島サッカーの歴史の物語

③『市民球団誕生物語』:広島東洋カープ誕生の物語

④『ヒロシマ第九伝説』:市民を癒した音楽喫茶・ムシカの物語

⑤『お好み焼き物語』:困窮する市民生活を支えたお好み焼きの物語

⑥『似島学園物語』:原爆孤児を収容した似島学園の物語

⑦『ヒロシマ7DAYS』:復興に向け人々が奮闘した被爆後7日間の物語
⑧『広島バタンコ物語』:被爆後、資材もない中、いち早く立ち上がった広島のものづくりの力の物語

 

【クラウドファンディングを通じて伝えたい思い】

世界各地で紛争が勃発する21世紀、廃墟となった地域が多くあります。そんな中、廃虚からどう復興するかは、世界の大きなテーマです。

 

世界最初の被爆地・ヒロシマは、これまで被爆の実相を伝えることにより「過ちは繰り返しませぬから」と訴えてきました。このことは重要であり、これからも継続すべきことですが、どう立ち上がったのかも、世界の関心事です。

 

被爆体験の継承が議論となる中、「広島を復興させた力」を発信することで、「絶望」だけでなく「復興」の地であることをアピールするため、広島の若者と共同し、新時代の紙芝居公演として、絵おと芝居に取り組んでいます。

 

平和な世界、核なき世界への実現に向けて、このプロジェクトを継続していくために、ご支援・応援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

わたしたちの活動について

 

「被爆体験の継承・ヒロシマを復興させた力」を伝える取り組みは、次世代を担う若者たちと共に活動しています。そして、若者たちに被爆の継承課題を「自分事」として考えてもらい、平和な未来を作るきっかけとなればと考えています。

 

2024年は、新作『広島バタンコ物語』を制作しました。この物語は焼け野原となった町を復興させるために活躍したマツダの三輪トラック「バタンコ」の生産を始めとした、広島のものづくりの力を伝えるものです。


紙芝居の制作過程では、いくまさ氏が制作したシナリオを広島ホームテレビのアナウンサーらが、なぎさ公園小学校6年生に朗読し、子ども達が印象に残った場面を作画。その作品を原案にして、紙芝居を完成させました。

 

なぎさ公園小学校での朗読会
児童らが作画した絵を紙芝居の原案に

 

この作品を含め、2024年11月24日(日)に3作品の「絵おと芝居」を公演しました。

 

①『広島バタンコ物語』上演:広島なぎさ中学校・高等学校放送部

②『広島サッカー復活物語』上演:修道中学校・高等学校放送班

③『ヒロシマ7DAYS』上演:広島ホームテレビアナウンサー・まち物語制作委員会

 

生の朗読劇に、広島在住の音楽家らによる生演奏も加わって、子ども達の思いとともに「ヒロシマの復興の力」を発信する公演となりました。

 

広島なぎさ中高放送部
修道中高放送班
広島ホームテレビ アナウンサー

 

舞台で行う「絵おと芝居」の良さは、厚紙サイズで行う「紙芝居」よりも、演者や鑑賞者が大人数で一度に参加できることです。ライブならではのエネルギー、感情を人々の心に届けることで、鑑賞者の心に深く刻むことができます。

 

また、上演側も「台本を読む」という気軽に参加できるものでありながら、表現するための過程で、被爆前後の出来事を「知る」「考える」ことを体験します。被爆者の平均年齢が85歳を超えるなか、被爆体験を自分事として考え、若者たちが主体的に行う、新たな「継承」の形です。

 

2024年11月24日『絵おと芝居2024~ヒロシマの復興の力』広島なぎさ中高ホールにて

 

被爆80年の今年はスケールアップして、多くの公演を若者たちと一緒に行います。

まずは、8月24日(日)、9月7日(日)、10月12日(日)に広島平和記念資料館のメモリアルホール(地下1階無料ゾーン)で上演します。その後、11月23日(日)に新作を含めた公演を安田学園のホールで行います。

 

新作は『青空教室物語』


原爆投下から間もない1945年8月20日には、学校の校長先生らが集まり授業再開への動きが始まりました。校舎も教科書も机もないなか、再開された青空教室…家族や同僚、児童など多くの命を失い、哀しみを抱えながらも「未来を生きる子ども達のために、教育は続けなければいけない!」と奮闘した教師たちの物語です。

 

7月上旬、安田小学校6年生79人が、このシナリオの朗読を聞き、作画に参加しました。

 

安田小学校での朗読会(朗読:広島ホームテレビアナウンサー・まち物語制作委員会)

 

朗読を聴いて想像した場面を作画
『青空教室物語』の作画

 

参加した子どもたちの感想を一部ご紹介します。

 

 

・「今の平和な毎日は当たり前だけど、ご飯を食べることも、家族と一緒にいることもできない人たちがいたことを、忘れずに生きたいと思った」

 


 

・「戦争をすると日常が崩れてしまう。強い心を持って復興させようとする先生たちが素敵だと思った」

 


 

・「戦争の恐ろしさ、命の重さを改めて感じ、今、私が自由な生活を送れているのは当たり前ではないという事実に気づかされた」

 

 

こうした思いの詰まった作品を原案に、いくまさ氏が紙芝居に仕上げていきます。

 

11月の公演では安田女子中学高等学校放送部や修道中学校・修道高等学校放送班が上演します。広島ホームテレビアナウンサー、まち物語制作委員会メンバー、広島の音楽家らが加わり、更に子どもや若者による合唱やダンスの演出も組み合わせて『ヒロシマを復興させた力』を発信するクオリティの高い舞台を目指します。

今年の公演にはマツダ財団、芸術文化振興基金より助成金をいただく予定ですが、計4回の公演を行うため、11月公演は音響照明費をはじめ資金が不足しています。
また、音楽家、演出家にはプロジェクトに賛同するご好意に甘えて稼働費などが充分でなく、また、いくまさ鉄平氏も手弁当で紙芝居の制作をしています。

 

「被爆の実相とヒロシマを復興させた力」の物語と、若者たちが取り組む「絵おと芝居」という新たな継承活動を広く知ってもらい、継続していくために、あたたかい応援をよろしくお願いいたします。 

 

 

プロジェクトの内容

 

目標金額:100万円

 

集めた資金の使い道:

 

クラウドファンディングで集めた資金は下記費用に充てさせていただきます。


2025年11月23日(日)
絵おと芝居2025「ヒロシマを復興させた力」公演での

 

●舞台の音響・照明費

●音楽家、演出家の稼働費

●楽器のレンタル・運搬費

●劇中音楽制作費

●絵本制作費 など

 

 

 

絵おと芝居2025「ヒロシマを復興させた力」11月公演

 

場所:安田学園 安田リヨウ記念講堂

日時:2025年11月23日(日)

演目:

①『広島サッカー復活物語』

 ~元サッカー日本代表・下村幸男さんを主人公に、市民に活気と希望を与えた広島サッカーの歴史の物語~
(上演:修道中学校・修道高等学校放送班)

②『ヒロシマ第九伝説』~一枚のレコードが奏でる音楽で市民を癒した音楽喫茶・ムシカの物語~
(上演:広島ホームテレビアナウンサー)

③『青空教室物語』~原爆投下から2週間後には立ち上がり、学校を再開させた教師たちの物語~
(上演:安田女子中学高等学校放送部)

 

※昨年度は、広島なぎさ中高・修道中高が朗読に参加(練習風景)

11月に広島なぎさ中高ホールにて開催(当日の公演の様子)

 

プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(ウィルス流行などの緊急事態宣言による影響等を含む)により、イベントが開催できなかった場合、イベントは延期を予定しています。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

『絵おと芝居』の良いところは、「台本」を読みながら物語を進められるため、暗記したり身体を使う演技の舞台よりはハードルが低く、参加しやすいことです。

 

『平和活動』と構えすぎることなく参加してもらい、この取り組みが多くの人に広まり、身近なものとなることが目標です。

 

また、広島の子ども達や若者が作画したり朗読する過程で、「被爆の出来事」を"他人事”ではなく"自分事”として考え、主体的に、継続的に被爆の実相と復興の力を伝え続けてほしい…

そして、観る人たちには生の朗読・生の音楽、ライブならではのエネルギーを受け取っていただき、未来に希望を感じ、平和な世界を創る行動につなげてほしい…と願っています。

 

 

応援メッセージ

 

 

箕牧智之さん|広島県原爆被害者団体協議会理事長

好きなことを楽しめるのは、平和だからです。戦争中は「平和」なんていう言葉はなかったでしょう。

 

国際紛争のニュースで、こどもが離れ離れになったり、ケガをしたり、亡くなる姿をテレビで観るにつけて、親、兄弟がどれだけ悲しむことか…「戦争は嫌だ」「平和な世界を」とみなさん強く望むはずなのに、国家が戦争を起こす、国民が犠牲になる、戦争になると全てが台無しになる。80年前の日本と重なります。

好きなことができることは平和の証でしょう。サッカーも、音楽も、勉強も、平和でなければできません。

 

平和な世界を作るためには、私たちの後の世代が、平和、核兵器廃絶へ行動し、努力することが必要です。若い世代の取り組みに期待しています。

 

 

梶矢文昭さん|被爆者・元「ヒロシマを語り継ぐ教師の会」事務局長

私は爆心地から1.8キロのところで被爆。当時、国民学校1年生(現在の小学1年)で、分散授業所(空襲に備えて地域ごとに設置された臨時の教室)に通っていました。あの日の朝は、授業所で姉と掃除をしていて、私は玄関にいる時でした。姉や友達は亡くなりました。

 

月には生き残った校長先生方が集まって、戦後の子どもたちをどのように教育していくか必死に考え、9月には校舎もない中、青空教室で学校は再開しました。先生方は、「戦争で負けた日本をどう復興していくか」「この日本を作っていくのはこの子どもたちだ!」という意識を強く持って、教育を続け、必死に行動していたのです。

 

「核兵器廃絶」は目標ではあるけれど、いつになるのだろうか。広島、長崎、廃絶と同時に「3度目」を絶対に使わせてはいけない。三度許すまじ。その声をあげられるのは、やはり「広島」「長崎」なのです。

 

広島の子どもたちが、その声、当時の出来事を広めようと頑張っています。広島で育った子どもたちには、平和や核への考えをしっかり持っていてほしいと思います。

 

 

HIPPY|シンガーソングライター(広島市出身)

毎月6日「原爆の語り部被爆体験者の証言の会」開催

ヒロシマは被爆80年

1945年8月6日8:14まで

平和公園には繁華街があり

人の生活があり、住居があり

もちろん住所がありました。

 

中島地区

 

今はその住所はありません。

今は祈る場所となっていますが

誰かの地元であり、誰かの生まれ育った場所。

 

最初は誰も知らないこと。

知れば感じる復興の力、諦めない力

いろんな方法、角度で共有しあい

境目のない空のように

分かち合える明日を願います。

 

HIPPY

 

 


 

※(一社)まち物語制作員会・いくまさ鉄平代表から、プロジェクトを共催すること、名称掲載を行うことの許諾を取得しております。

※プロジェクトページ内に使用している画像については、学校・保護者より掲載許諾取得しております。

※安田女子中学高等学校放送部及び修道中学校・修道高等学校放送班からプロジェクトを行うこと、名称掲載を行うことの許諾を取得しております。    

プロジェクト実行責任者:
広島ホームテレビ
プロジェクト実施完了日:
2025年11月23日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

公演の音響照明費、公演当日および準備段階の音楽家、演出家、出演者の稼働費、楽曲制作費、楽器のレンタル・運搬費、絵本制作費など

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
マツダ財団助成金、芸術文化振興基金助成金、自己資金

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リターン

3,000+システム利用料


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3,000円応援コース

<返礼品内容>
◆御礼のメール

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

5,000+システム利用料


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5,000円ご支援コース

<返礼品内容>
◆御礼のメール
◆新作『青空教室物語』の絵本1冊贈呈&お名前記載(匿名も可)

申込数
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在庫数
制限なし
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