寄付総額
目標金額 35,000,000円
- 寄付者
- 2,392人
- 募集終了日
- 2023年12月25日
【終了まであと6日!】抱樸35年の歩み。なぜ今、まちづくりなのか?
いつも「希望のまち」プロジェクトへのご支援をありがとうございます。約35年前に始まった抱樸の活動。私たちがなぜ今、「まちづくり」に挑んでいるのか、抱樸の歴史とともに振り返ります。
抱樸のはじまり
1988年12月、数名のボランティアがおにぎりを携え、路上にいる人々を訪ねるところから抱樸の活動ははじまりました。「何が必要なのか」「何ができるのか」手探りの状態からのスタートでした。時に支援を断られることもありましたが、足繁く通うことで関係性を築き、ホームレスの人の声に耳を傾けることで、ひとつひとつの課題を一緒に乗り越えてきました。
2000年には「NPO法人北九州ホームレス支援機構」という名で法人格を取得しました。①ひとりの路上死も出さない ②ひとりでも多く、1⽇でも早く、路上からの脱出を ③ホームレスを⽣まない社会を創造する というミッションを基に、一日も早い解散(支援活動が必要となくなる社会の確立)を目指して、ホームレスの自立支援を中心とした活動を展開してきました。不景気の煽りを受け、2004年には一時、一夜の炊き出しで457名の方にお弁当をお渡しすることもありました。しかし、その後は支援の成果もあって、北九州市内のホームレスの数は50名前後まで減少しました。
広がる格差と見えない貧困
しかし、路上生活者の減少とは裏腹に日本の貧困格差は広がる一方でした。2008年のリーマンショック以降も、非正規労働者や共働きでも低賃金の世帯は増え続けています。また、「ネットカフェ難民」という言葉に象徴されるような見えない貧困も拡大していきました。家には住んでいる(ハウスレスではない)けれども、ホームレス(関係を喪失している者)である人の問題も日々深刻化しています。
貧困と格差、そして孤立が常態化した日本において、私達は「解散できない」ことを悟りました。そこで、2014年に活動25周年の節目を迎えるにあたって、法人の名称を「抱樸」に変更し、「解散しない」ことを宣言しました。「抱樸」とは「素をあらわし、樸を抱く」という老子の言葉で、荒々しい原木をそのまま抱きとめることを意味します。時に傷つきながらも、「目の前のその人をそのまま受け止める」ことは抱樸の基本姿勢となっています。
出会いから看取りまで。人生そのものに伴走する
ホームレス支援活動を続けるなかで、保証人を提供し、アパートの入居が完了しても、その先の生活が孤独だと、酒やギャンブルに頼ってしまい、また路上に逆戻りしてしまうケースが少なからずありました。自立が孤立で終わらず、自立後の生活で当事者が生きる意味を見失わずにいるためには、「このために」と思える役割や、「この人のために」と思える他者の存在が必要です。社会との関係性をつくりつづけ、いつでも「助けて」と言える他者でありつづけることを目指した結果、抱樸の活動は次第に自立支援に留まらず、「出会いから看取りまで」「人生そのものに伴走する」というスタイルとなりました。
また、私達が大切にしてきたのはどんな困難にある人のことも絶対に「断らない」ということです。制度の枠に縛られず「目の前のひとり」に必要な支援を模索した結果、路上生活者の支援から始まった活動は、やがて困窮し傷ついた家族、泣くことさえできない子どもたち、さらに孤立する人々、仕事を失った人、生きづらさを抱える人々、罪を犯した人々、障害のある人、高齢の方々、住宅確保困難者支援へと広がっていきました。現在、抱樸では子どもから大人まで包括的な支援を27の事業で行っています。
あなたもわたしも「なんちゃって家族」に
35年間の活動を続けてきた今、抱樸はこれまでの困窮の状態や苦しい状態を生み出してきた地域や社会をもう一度見直したい、そしてあるべき社会、あるべき地域をもう一度つくりたいと考えています。
これまでの「まち」は家族が最小単位でした。しかし、家族に多くの役割を背負わせすぎた結果、たくさんの歪が社会に生まれてしまいました。家族の枠組みから外れて孤立している人も後を絶ちません。それならば、「まち」全体のつながりを取り戻し、大きな「なんちゃって家族」をつくってしまおうというのが希望のまちの発想です。
希望のまちは支援の場であり、日常の場です。希望のまちで出会い、助けられたり助けたりが積み重なっていくなかで、いつしかまち全体がみんなの家族、ホームのようになっていくのではないかと考えています。出会いから看取りまで、目の前のひとりひとりと何気ない時間を共有できる場が希望のまちです。
希望のまちには特に用事がなくても、いつでも誰でも遊びに来ることができます。希望のまちには誰にでも「居場所と出番」があります。私たちはこれを読んでくださっている皆さんにも是非、希望のまちの「なんちゃって家族」になってほしいと願っています。
クラウドファンディング終了まで残り1週間を切りました。希望のまちの実現に向けて、是非お力を貸してください…!
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放送開始30周年を迎えた報道番組「クローズアップ現代」、スペシャル放送に先立ち《時代を記録した貴重な回》の再放送があります!
なかでも抱樸が取材された「“ 助けて ”と言えない ~いま30代に何が~」の放送は、NHK総合 12/20(水)前1:41~2:07 ※19日深夜
https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/topic042.html
是非御覧ください。
ギフト
1,000円+システム利用料
希望のまち応援コース|1千円
■お礼のメール(*2024年1月末までにお送りいたします)
■希望のまち特設WEBページにてお名前の掲載
(*ご希望者のみ。2024年2月ごろに掲載を予定しています)
■希望のまち活動報告書
(*2024年2月までにメールにてお送りします)
■寄付金領収書の発送
(*2024年1月末までにメールにてお送りします)
※ 個人によるご寄付で「寄付金控除」を受けるためには、年間2,000円を超える寄付が必要です。
※ご支援の際はページ本文末尾記載のご注意事項を必ずご確認ください。
- 申込数
- 383
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月
3,000円+システム利用料
希望のまち応援コース|3千円
■お礼のメール
■希望のまちクラウドファンディング特別ステッカー1枚
(*毎月お配りするステッカーの色が変わります。10月:クリア、11月:緑色、12月:黄色をお届け予定です)
■希望のまち特設WEBページにてお名前の掲載
(*ご希望者のみ。2024年2月ごろに掲載を予定しています)
■希望のまち活動報告書
(*2024年2月までにメールにてお送りします)
■寄付金領収書の発送
※お礼メールと寄付金領収書は2024年1月末までのお届けを予定しています。
※ご支援の際はページ本文末のご注意事項を必ずご確認ください。
- 申込数
- 1,079
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月
1,000円+システム利用料
希望のまち応援コース|1千円
■お礼のメール(*2024年1月末までにお送りいたします)
■希望のまち特設WEBページにてお名前の掲載
(*ご希望者のみ。2024年2月ごろに掲載を予定しています)
■希望のまち活動報告書
(*2024年2月までにメールにてお送りします)
■寄付金領収書の発送
(*2024年1月末までにメールにてお送りします)
※ 個人によるご寄付で「寄付金控除」を受けるためには、年間2,000円を超える寄付が必要です。
※ご支援の際はページ本文末尾記載のご注意事項を必ずご確認ください。
- 申込数
- 383
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月
3,000円+システム利用料
希望のまち応援コース|3千円
■お礼のメール
■希望のまちクラウドファンディング特別ステッカー1枚
(*毎月お配りするステッカーの色が変わります。10月:クリア、11月:緑色、12月:黄色をお届け予定です)
■希望のまち特設WEBページにてお名前の掲載
(*ご希望者のみ。2024年2月ごろに掲載を予定しています)
■希望のまち活動報告書
(*2024年2月までにメールにてお送りします)
■寄付金領収書の発送
※お礼メールと寄付金領収書は2024年1月末までのお届けを予定しています。
※ご支援の際はページ本文末のご注意事項を必ずご確認ください。
- 申込数
- 1,079
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月

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