8才の猫の鼻腔内リンパ腫の治療費のご協力をお願いします!
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支援総額

576,000

目標金額 500,000円

支援者
88人
募集終了日
2025年2月28日

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2025年02月23日 08:06

緊急受診と今後の方針

昨日は朝から緊急受診でした。

 

一昨日の夜と比べればクシャミの回数は減っていたのですが、やはり腫瘍がぶり返して来たと思われ、鼻から豚の鳴き声のようなものを響かせ、口をくちゃくちゃさせて、度々吐くような動きをするものの嘔吐はなく……という状態で、病院に連れて行きました。

 

インフォームドコンセントを大切にしている先生なので、30分以上掛けて今日の治療と今後の方針について協議して下さり、結果として何点か決定しました。

 

まず、今週打ったメソトレキセートは確かに効きが弱い薬らしく、先生も「メソトレ効かなかったかー」と残念な様子。しかし鼻腔内に関しては、ステロイド服用中なので、来週の抗がん剤投与日まで出来ることはないと言われました。

 

素人の私などは、

次の抗がん剤投与まで、ムチ子は耐えられるのか。このまま悪化して、また顔面の変形などが起きるのではないか。メソトレキセートは確実に効いていないので、違う抗がん剤を打って貰った方が良いのではないか。

 

などと考えていたのですが、

 

「抗がん剤は毒なので」

 

という先生の言葉でハッとしました。抗がん剤は毒であり、ギリギリ体が耐えられる量を投与しているだけで、用量を少しでも間違えれば致死量となり、ガン細胞の前に本体が死んでしまうということでした。

 

確かに、間隔を空けずに投与した方が、抗がん剤の効果自体は上がるらしいです。ですが、各抗がん剤の影響で血球数が最も低くなるのが大体7日目らしく(毎週抗がん剤投与前に血液検査をする理由ですね。好中球数が2000を下回った場合その週の投与は見送ります)、メソトレキセート投与から4日しか経っていない現時点では、これからどこまで血球数が下がるか予測出来ないため、追加で入れた場合副作用で死ぬ可能性もあると言われました。

 

実際そういうケースもあったらしいです。

 

ということで、先生としては吐き気止めの注射だけに留めて起きたかったようです。ですが、私としても、このままではムチ子が心配です。次のビンクリスチンを打てば、食べられなくなることは確実なので、その食欲不振の状態下で腫瘍がこのまま増大し、来週末辺りに急激に痩せ細り、腫瘍のせいで息も出来ずに苦しむ状態になってしまった場合、どうすれば良いんですかと質問しました。

 

先生は、どうしたら良いですかねーと、プロトコールの本を開きました。

 

現在ムチ子が受けている抗がん剤治療はCHOPプロトコールというものです。

これは、世界中の獣医師が研究して作り上げたもので、反応率90%を誇り、未だこれを超えるプロトコールは出て来ておらず、素人や一獣医がちょっといじった位で、これより良い物が作れるわけはないそうです。それでも改変が行われていない訳ではなく、最初にこのプロトコールが発表された際、4週目と15週目はメソトレキセートではなく、ドキソルビシンだったらしいのです。

 

このドキソルビシンという薬、よく効くのですが、取り扱いに注意が必要で、もし投与中に液が漏れたりすると、周囲の肉を数ヶ月に渡り壊死させ続け、骨が見える状態にまでなるそうです。そのため、安全性を考えて回数を減らしているのではないかというのが、先生の見解でした。

 

特に香箱座りをする猫は、肘を曲げた時に針が突き出て危ないということで、軽く鎮静を掛けてから投与を開始することにしているらしいです。

 

なので、メソトレキセートが効かない今、8週目に元々予定されているドキソルビシン投与後の経過を見て、15週目のメソトレキセートをドキソルビシンに変更しようかという話になりました。これは元々の薬に戻すということで、問題はないようです。

 

 

そして、私の一番の懸念だった来週のビンクリスチンですが、4週目メソトレキセートと5週目ビンクリスチンの間に、謂わば4.5週目としてサイクロフォスファマイドを挟むことにして、ビンクリスチンは再来週に先送りになりました。

 

サイクロフォスファマイドは前回投与時に大変良く効いて、副作用も少なく、食欲も落ちず、耐性も付きにくいということで、これを挟むことによって、腫瘍の縮小と食欲の回復を促す予定です。

 

つまり、抗がん剤治療期間が1週間伸びます。

 

費用の面で負担は大きくなりますが、娘が穏やかに毎日を過ごしてくれるということに優るものはありません。

 

でも先生からは、抗がん剤の効き目一つ一つに、あまり一喜一憂しないようにと言われました。私自身一生付き合って行かなければならない持病があり、多くの薬を試して来たので分かります。治療の結果には必ず波があり、いちいち私が心を乱していても、どうにもならないわけです。ですが、母親として、一喜一憂するのは当たり前だとも思います。娘が苦しそうにしている姿を見ること程辛いことはありません。

 

今朝も苦しそうに呼吸をするムチ子の隣でこれを書いています。

 

 

今回の明細書はこちらです。

リターン

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