展示について

アイヌ民族をテーマにしていますが、概念としての「アイヌ民族」を表現するものではありません。

 

私は研究者ではないので、適切ではない表現があるかもしれません。（無責任に感じられるかもしれませんが）

 

私にとっては個人として存在する島田あけみさんや結城幸司さんなど、人間に焦点を当てたものです。（そもそもアイヌとは人間という意味です）

 

恩師である寺地五一先生の繋がりで島田あけみさんと出会い仲良くなりました。

 

アイヌだから島田あけみさんと親交を持ったわけではなく、島田あけみさんがたまたまアイヌだっただけのことです。

 

そして島田さんの繋がりでたくさんの人たちと出会いました。

 

今回の展示は、そうやって繋がりの中で出会ったアイヌ民族の友人たちの個人史です。

 

普段からお世話になっている人たちばかりですし、一緒にいたいと思わせる人たちばかりです。

 

台湾という地で、このような個展を開催できることに感謝するとともに誇りに感じています。

 

それはアイヌの友人たちが私を信頼してくれていること、台湾の友人たち（原住民を含む）のご縁と協力してくれることに対してです。

 

もし、台湾に行かれる機会がありましたら、ぜひ足を運んでください。

 

連絡いただけたら花蓮にてお会いできるかもしれません。

 

楽しみにしています。