#30　巽謙太朗さん（九州大学・学生実行委員）

リレーメッセージ＃４でも登場させていただきました、九州大学体育総務委員会の巽です。

 

まず本イベントに対し、趣旨に賛同していただいた上、クラウドファンディングの支援に協力頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。

 

クラウドファンディングの集金具合といい、イベント自体に参加する大学生・先生方の数といい、今回のイベントにこんなにも多くの方が関心を示されていることに、純粋に驚きと嬉しさを感じております。

 

七大戦実行委員長を務め、関東・関西の大学との繋がりが少なからずあった私。同時に、九州圏内の大学を束ねることもしていた私。

 

そんな私だからこそ、「見えてくること」がここ１年間でも多くありました。

九州という土地柄か、「日本版NCAA」「UNIVAS」の情報がなかなか来ない…。大学職員さんに聞いても、「よくわからないよね…」という返事が返ってくる…。関東・関西の同期と話をしてみると、聞いたことのないような情報を耳にする…。

 

その情報を基に、九州圏内の各大学体育会組織に「UNIVAS」の説明をすると、「…それは何ですか？」「聞いたことないです」「え？うちの大学加盟しているのですか？」…そんな返事ばかりが返ってくるのが現状…。

この現状を重く受け止めた私は、できるかぎり多くの大学に協力を仰ぎ、各体育会組織に「UNIVAS」の認知に関する調査をいたしました。
本イベントでは、そうした報告ができると考えております。

 

同時に、本イベントには佐賀大学の秀間君が来てくれます。
彼を呼んだのは私ですが、そこには大きな理由が２つあります。
１つは、「UNIVASを知る九州圏内の学生を増やしたい」
現在、UNIVASについて会議で話すのが私だけという状況を打破したいのです。「説明」ではなく「議論」をするために…。

 

もう１つに、「全国の体育会学生と九州の体育会学生を繋げたい」というものがあります。九州圏内の体育会組織は、関東・関西の組織に比べて上手く機能していない現状があります。

 

「体育会組織はあるけど、集まったりはしていないよ？」「学校との連携が取れていないから機能していない」「そもそも体育会組織として何したらいいのかわからない」

 

そうした声が九州圏内で多く上がっているのです。私も驚きましたが、これが現実です。こうした現実を打破するために、九州の大学スポーツ界を「閉鎖的世界」から「開放的世界」に変えていきたいのです。

 

全国の大学生と熱い議論を交わしながら、交流を深め、九州圏内の大学スポーツを今一度蘇らせたい…。そうした思いが今回あります。

引き続きご支援の程を頂ければ幸いです。

 

何卒よろしくお願い申し上げます。