「動物で勝負！」髙場瑛心〜メンバー紹介〜

私が陶芸家を志したのは、17才の時でした。

父親が49才で亡くなり、進学を諦め、それでも、もの作りで生きていくことを選びました。

私も普通に器を作って行くつもりでしたが、45才の時に、陶芸家として、何もかもが中途半端な自分がイヤになりました。

そんなときに、陶芸家武田浪さんに出逢い、「京都」で個展をしなさい！とアドバイスされました。

「京都」でやるのなら、「器」ではなく「動物」で勝負しろ！俺はお前の創る「山椒魚」とかいいと思うぞ！


嬉野市の陶芸家野村淳二さんのアドバイスに従いました～

以来、ずっと、様々な「生き物」達を作り続けてきました。

正直に言えば、「生き物」が好きでしたし、「もの作り」が好きでした！

器を作るよりも、楽しんで作ってきました。

私にとって一番、幸福な生き方を選んだのだと思います・・

だからこそ、私の創った何かが、誰かを癒し、ささやかながら幸福にしてあげられるなら、それが私の一番の願いです。