コロナ禍で急増する住まいを失った方へほっとできる支援を届けたい

コロナ禍で急増する住まいを失った方へほっとできる支援を届けたい

支援総額

3,632,000

目標金額 3,000,000円

支援者
441人
募集終了日
2021年7月23日

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プロジェクト本文

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【第1目標達成のお礼とネクストゴールに向けて】

 

皆様のあたたかなご支援のおかげで、プロジェクト開始から 22日目にして目標としていた300万円を達成することができました!たくさんの方々から応援をいただき、本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。皆様からのご声援を受け、プロジェクト終了までの残りの期間で、ネクストゴールとして350万円の追加目標を設定します。


第一目標で最低限の資金を集めることができましたが、巡回活動等で配布をする物品(食糧やアメニティ用品など)の購入や、訪問時の移動手段の確保(バイクまたは電動自転車など)等、コロナ禍での活動を継続していく上で必要な物は依然十分ではありません。それらの購入のため、50万円を追加したネクストゴールを設定させていただくことといたしました。


より充実した環境や支援体制を構築していくため、この機会にご支援をいただければ幸いです。スタッフ一同、より一層力を合わせて頑張ってまいりますので、引き続きのご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。


 

 

長期化するコロナ禍。

 

苦しい状況の中、なんとか1日を繋いできた方々も

生活費を借りることもできず、支援が受けられない現状があります。

 

私たちへの相談の件数も5倍以上となり、

一刻も早い支援が求められている中、

孤立し、未来への不安から体調を崩してしまった方

へのフォローが追い付いていません。

 

スタッフの増員や受け入れ施設の拡充など、

万全の体制を整え、一人でも多くの方に支援を届けるために、

再度クラウドファンディングに挑戦いたします。

 

すべての人がほっとできる社会・地域に向けて

どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。


 

ほっとプラスについて

 

こんにちは、NPO法人ほっとプラスの藤田孝典と申します。私は約15年前より埼玉県を中心に、社会的に弱い立場にある方々の支援活動を行っています。
 
私は学生時代に偶然知り合ったホームレス状態のある「おっちゃん」との出会いがきっかけでこの活動を始めました。その方は元銀行の支店長で政治や経済にも詳しく家族もいたのですが、職場のストレスからうつ病を発症したことで、転げ落ちるようにホームレスになってしまったとのことでした。

 

おっちゃんとは週に1・2回ほど会っていましたが、半年が経った頃、急におっちゃんが住むテントが撤去されてしまい、いなくなってしまいました。

 

「自分は何も出来なかった」と無力感を感じ、「社会福祉や福祉制度を十分に理解できている」と思っていたプライドも傷つきました。以後、「おっちゃん」のような人を助けられる勉強がしたいと本腰を入れてホームレス支援の活動を始めました。

 

ホームレス支援の活動を通じて見えてきた課題にも合わせて取り組み始め、2015年5月より知的・精神障害者を対象としたグループホームの運営を開始し、在宅生活の見守りや通院介助、他の団体と連携した障害福祉サービスのコーディネートを行ってきました。また、さらに活動を広げるためにクラウドファンディングにも挑戦し、多くの方に支えていただき、今に至ります。

 

 

 

コロナ禍:生活困窮状態にある方はまだ増えています。

 

今般の新型コロナウイルス感染症の影響は、人々の衣食住に大きく影を落としています。

「仕事を失ってしまった」

「家賃を滞納してしまい住まいを失ってしまいそう」

「ネットカフェでの生活が継続できなくなった」

という相談が増えており、生活困窮状態に陥ってしまう大きな要因にもなっています。

 

感染拡大初期の頃は、「ネットカフェが休業になってしまい、寝泊まりする場所が無い」という相談や、給付金の動向や申請方法などに関する問い合わせがメインでした。しかし、ここ最近は寮付きの住み込みの仕事をされていた方が仕事を失い同時に住まいを失ったという相談、仕事の減少で収入が減り家賃の滞納が続いているという相談が増えています。

 

相談の件数は、法人へ約500件(従来からの入居者・相談者、夜回りでの声掛けを含む)、藤田へのSNSでの相談は1000件程度来ており、数年前に統計をとった相談件数327件の約5倍程度と、事態は切迫しております。

 

一人でも多くの方の支援をすべく我々も尽力しておりますが、とにかく人手が足りず、せっかく電話を頂いたのに、他の相談対応で電話に出られず相談を受け付けられなかったという方がいらっしゃる状況です。

 

また、緊急性の高い相談を優先的に対応し、制度やシェルターに繋ぐ支援に注力をしています。そのため既に制度や住まいに結びついてある程度生活が落ち着いた方のアフターフォローに力を注げていない部分があり、アパート転居後に孤立状態にある方、先が見えない生活への不安から体調を崩してしまった方へのフォローが追い付いていません。

 

今まで行ってきた支援活動の継続と共に、そのような状況の方へのサポートが、今、必要です。一人でも多くの方に支援を届けるため、今回のクラウドファンディングへの挑戦を決意しました。
 

日々多くのお電話をいただいています

 

 

皆様のご支援で一人でも多くの方を
サポートできる体制を

 

今回のクラウドファンディングでは、目標金額を300万円として、皆様からご支援を募らせていただき、
①相談受け入れ体制の強化(スタッフの増員、夜回り活動の開催など)
②環境の整備(老朽化や設備が不十分な物件の環境整備)

 

を進め、現在の法人内でのスタッフ体制を強化し、急増する相談に対応していきたく思っております。具体的な活動としては、以下の3つです。

 

①相談支援活動

 

電話やメール、SNS、来所、アウトリーチ活動(夜回り等)での相談を受け、生活保護制度を始めとした各種福祉制度の案内、利用に向けたサポート体制を強化します。通常は月1~2回の夜回り活動を実施していますが、ご支援を頂いて相談員の人件費が確保できれば、週1回程度に活動の頻度を増やすことが可能になります。

 

 

②一時的な住まいの提供

 

現在当法人で運営をしている支援付きシェルターでの一時的な住まいの確保を支援します。

 

老朽化が進んでいる物件や設備が不十分な物件の修繕及びシェルターの運営に必要な水道光熱費や家賃、備品購入等の支払いに充てる予定です。安心感を持って入居者が生活を送れることに繋げてまいります。

 

 

③アパートへの転居支援

 

あくまでもシェルターは一時的な居所のため、本人の希望や生活状況に応じて一般のアパートへの転居支援をサポートします。不動産屋や行政等と連携をして、その後の住まい探しやおよび新しい住まいでの生活の定着をサポートしていきます。ここは急増する相談によって力が注げていないので、人件費を確保することで、より支援体制を強化できたらと考えています。

 

 

今回のクラウドファンディングが成功となれば、1か月あたり受けられる相談件数を50~100件程度増やすことが可能になります。また、集まった金額や相談内容の動向によってはシェルターの増設も検討しています。

 

運営開始時期:2021年7月1日~2022年3月31日

運営場所:さいたま市

受け入れ対象:主に埼玉県内でホームレス状態、生活困窮状態に陥ってしまっている方

【資金使途】

シェルターの環境整備(連動式火災報知器の設置等)    300,000円    
相談員雇用にかかる人件費(交通費含む)    1,000,000円    
シェルター運営費(家賃・水道光熱費・備品購入費・衛生用品、検査費用等)    1,000,000円    
手数料    561,000円    
リターン    139,000円

 

2021年7月1日~2022年3月31日の期間、上記の支援活動を行ったことを以って本プロジェクトは実施完了といたします。

 

 

すべての人がほっとできる社会・地域に向けて

 

私たちは進行し続けている貧困と格差に日々接しています。そのなかで人々が悩み苦しみ、明日への希望を持てない状況に向き合ってきました。生活困窮状態は怠惰などといった個人の性質から発生するのではなく、社会構造や雇用構造から生み出されるものだと認識しています。

 

しかし、社会保障制度や社会システムは社会構造の変化に追いついておらず、セーフティネットの役割を果たせていません。

 

ややもすれば自己責任と突き放し、個人の怠惰と責めてしまいます。 人々の苦しさに向き合いながら、誰もが生活困窮しやすく、住みにくい私たちの社会を変革していく必要があると思っています。

 

困窮している方々の深刻な状況は、長引くコロナ禍でさらに加速しています。
 

すべての人がほっとできる社会・地域に向けて活動をまいりますので、ぜひご支援を頂けたらと思っています。

 

 

 

メンバー紹介

 

藤田孝典

NPO法人ほっとプラス 理事(2019年12月まで代表理事)

反貧困ネットワーク埼玉 代表

 

 度重なる緊急事態宣言の延長で、新型コロナ禍が深刻化しています。 中でも、若年層の女性からの相談、支援要請が後を絶ちません。 現在、毎日メール相談を受け、可能な範囲でスタッフと生活保護申請など福祉手続きに同行する日々を送っています。 皆様の支援が具体的に困窮されている人の命や暮らしを守ることに繋がります。 現場支援に集中するとともに、皆さんに協力、理解を求めていきたいと思います。 よろしくお願いします。

 

平田 真基

NPO法人ほっとプラス 代表理事(2020年1月より)

 

新型コロナウイルス感染症の影響を受けた対応を行いまもなく1年半になろうとしています。この間多くの方からのSOSがあり、法人スタッフ、夜回りボランティアの方々、理解のある不動産屋、行政機関等と連携しながら生活や住まいに関する支援活動を行ってきました。

この間も多くの支援者の方からの激励やご支援等を頂戴し活動を継続してきましたが、この体制での活動を継続するためにはこのクラウドファンディングでのご支援が必要となります。

一人でも多くの方の生活・住まい・命を守る活動を続けていくために、ご支援をどうぞよろしくお願い致します。

 


■「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクト終了後もPR等で利用させていただく場合がございます。ご了承ください。
■本プロジェクトのリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)をご確認ください。

■新型コロナウイルスの状況に応じて、リターンの発送が遅延する可能性および一部活動を縮小せざるを得ない可能性がございます。ご了承ください。(リターンの遅延および活動の縮小の可能性はありますが、リターンの発送および支援活動は行いますのでご安心ください。)

 

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プロフィール

埼玉県さいたま市を中心に生活困窮状態にある方の支援を行っているNPO法人です。路上巡回活動やシェルター、グループホームを通じた住まいの支援、支援活動の社会への発信(ソーシャルアクション)を行っています。

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リターン

3,000


alt

サンクスレターコース

・サンクスレター(郵送またはメールにて送付します。)

申込数
214
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月

5,000


広報誌送付コース

広報誌送付コース

・サンクスレター(郵送またはメールにて送付します。)
・当法人発行の広報誌(3回分をメールまたは郵送にて送付します。)

申込数
82
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

3,000


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サンクスレターコース

・サンクスレター(郵送またはメールにて送付します。)

申込数
214
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月

5,000


広報誌送付コース

広報誌送付コース

・サンクスレター(郵送またはメールにて送付します。)
・当法人発行の広報誌(3回分をメールまたは郵送にて送付します。)

申込数
82
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月
1 ~ 1/ 12

プロフィール

埼玉県さいたま市を中心に生活困窮状態にある方の支援を行っているNPO法人です。路上巡回活動やシェルター、グループホームを通じた住まいの支援、支援活動の社会への発信(ソーシャルアクション)を行っています。

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