「何でもないように見えるつまずき」をなかなか乗り越えられない子どもたち

こんにちは、3keys学習支援スタッフです。
本日から3回に分けて、私が「児童養護施設等の学習支援」に取り組む想いをお伝えします！

■児童養護施設等の学習支援との出会い

私は、子どもたちの生活や学習を直接支援する支援をしたいとの思いから、3keysの学習ボランティアを始めました。
当初は、子どもたちに教えることで目に見える反応をもらえることから、十分に意義ある活動だと感じていました。

しかし、活動を続けるうちに、月に何回かの関わりでは、学習習慣作りや学力向上といった、具体的な成果につなげることが難しいとも感じるようになっていました。3keys内で課題を共有し、やがて学習支援の形は、学習ボランティアを中心とした週1回の支援から、施設の職員さんを中心とした毎日の支援に変わっていきました。この時、私は教材管理をする立場で関わることとなりました。

■何でもない「つまずき」を乗り越えられない子どもたちが、少なからずいる現実

子どもたちの学習の進捗と教材管理のために、毎月施設を訪問する中で、あることに気が付きました。
毎日の学習をおこなう体制になり、目に見えて成果の出る子どもたちがいる一方で、似たようなところでつまずき、学習が止まってしまうケースが少なくないことです。

何でもないように見える「つまずき」が、毎日の学習でも乗り越えられないのはなぜか？
不思議に思って、直接子どもの学習を見ている職員さんにヒアリングさせていただいても、その答えは見つかりませんでした。

しかし、答えは思わぬところで見つかることとなります。

～第2回に続きます～