【応援メッセージ】馬越裕子さま（コモンズ投信株式会社ソーシャル・エンゲージメント・リーダー）②

馬越裕子さま（コモンズ投信株式会社　ソーシャル・エンゲージメント・リーダー、社会貢献教育ファシリテーター）よりいただいたメッセージの続きを紹介させていただきます！

森山さんや3keysは、いつも子どもたちのために妥協しないのです

　2013年の第5回社会起業家フォーラムに森山さんが登壇した3年後、森山さんと3keysは第7回コモンズSEEDCap応援先に選ばれ、わたしたちからの寄付をMex（ミークス）の初期費用に役立ててくださいました。

　やがてミークスは全国版となり、その後も次々と困難下にある子どもたちのためにできることを考え出しては、実行されてきました。

　3keysの活動には、いつも妥協がない、このことにいつも私は驚かされます。

　中でも印象的だったのは、10代の居場所としての「ユースセンター」 設立までの動きです。

　昨今、居場所つくりの活動が各地で注目されていますが、森山さんは早い段階からその必要性を唱えていたと記憶します。時間をかけて、場所探し、資金繰り、スタッフの配置の準備をされていました。

　目の前にいる子どもたちのことを思うと、すぐにでも作りたいのではないかと私は思ったのですが、とにかく、「どこでも」いいわけでもなく、「とりあえず」でいいわけでもなく、子どもたち、わかものたちにとって必要だと確信する環境を徹底して準備されていきました。

　もうこれ以上は持たなくてもいいというほどの「きつい思い」、受ける必要もなかった「つらい経験」を、子どもたちに二度と味合わせないために。

　森山さんや3keysは、いつも子どもたちのために妥協しないのです。

　今回の新たな学習支援の取り組みにも、変わらず3keysのこだわりと覚悟を感じています。

　困難下におかれてきた子どもたちが本当に何を必要としているのか。

　いつも大人ではなく、子どもたちの視線を通して物事を見て対峙することに徹している、そんな3keysと森山さんの挑戦を今回も応援しています！