【応援メッセージ】馬越裕子さま（コモンズ投信株式会社 ソーシャル・エンゲージメント・リーダー）①

森山さんや3keysは、いつも子どもたちのために妥協しないのです

　3keys代表の森山さんが「コモンズ社会起業家フォーラム」に登壇されたのは2013年。3keysが活動を開始して3年の頃でした。

～～メッセージは第2回に続きます～～

　ここで、馬越さまが触れてくださっている「2013年第5回コモンズ社会起業家フォーラム」での代表・森山の発言を紹介いたします。

▼動画はこちら

https://youtu.be/SM6sHT5yKyQ?si=huulQsCrTvJeWIy6

「大学2年の時にひとり親家庭で育った子ども3人に学習支援をしていました。週1回行けば子どもは元気になり希望に満ち溢れ、人生をやり直せるんじゃないかと思っていました。
しかし、実際には、虐待、貧困、愛情不足、教育不足、無力感など、先進国ならではの、1、2年関わっても解決できるか分からない複雑な問題が背景にあると感じました。」

「そういうこともあり、私たちの活動は、長く継続的な支援を特徴としています。もう一つの特徴は、いろんな所と連携していることです。現場で見えてきた現状を企業さんや施設職員の方などいろんな人たちに伝えたり、コーディネーション〔調整〕したり、働きかけたり、研修したりさせていただくことが私たちの活動となっています。」

「この活動を通じて実現したいのは、現代版の共助を再生させていくことです。私は下町育ちで母が働いていたので、近所のお節介なおばさんに育てられたようなものでした。他の共働き世帯の子どもたちと一緒に、その人のもとで21時頃まで過ごして家に帰っていた記憶があります。地域の助け合いがあったからこそ、私はここまで来られたんじゃないかと思っています。」

「昔の助け合い、おすそ分けを、今の形に合ったボランティアやCSRとしてどう再生するか、いろんな人たちが助け合って、一番弱者である子どもたちが幸せになる社会をどう作っていくかが、私が挑戦したい課題です。」