【　アフガニスタン関連書籍の紹介　第2弾　】

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 アフガニスタン関連書籍の紹介　第2弾です！

 

　前回に引き続き、著者は室蘭工科大学研究科准教授であり「RAWAと連携する会」共同代表である清末愛砂先生です。清末先生は北海道パレスチナ医療奉仕団のメンバーとして、2018年と2019年にヨルダン川西岸地区・東エルサレム・ガザ地区で行われた現地活動にも参加されていいます。

 

 

『 《世界》がここを忘れても 　アフガン女性・ファルザーナの物語』

 

出版社：寿郎社

発行形態：単行本

 

 

楽天：https://books.rakuten.co.jp/rb/16230548/?l-id=search-c-item-img-01

 

amazon:https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8A%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%80%8B%E3%81%8C%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%92%E5%BF%98%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%82%82-%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%B3%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E6%B8%85%E6%9C%AB%E6%84%9B%E7%A0%82/dp/4909281266

 

 

 　イラストと共に、ファルザーナとう大学生のストーリが描かれている絵本です。ストーリに関連して各ページで、アフガニスタンの文化や現状、女性が置かれている状況なども詳しく説明されています。

クラウドファンプロジェクトページにもあります、アフガニスタンで起こった「2000年の大干ばつ」がストーリーで触れられています。

 

　小学生から大人まで、幅広い年齢層で読んでいただける内容でした。

 

　著者があとがきで「ノンフィクションに極めて近いフィクション」と話されているように、ファルザーナの物語を通してアフガニスタンの女性が置かれている「現実」を知り、人権や生きるということについて考えさせられる一冊でした。

 

　前回紹介させていただいた、写真が多数まとめられている『ペンとミシンとヴァイオリン』と合わせて読んでいただくと、よりストーリーの情景が浮かぶのではないかと思います。