ただいま主人公抑留中の移動した収容所の特定をしています。

　　主人公　吉田さんの抑留中の資料写しを厚生労働省に申請し無事届きました。そこには1948以降どこの収容所にいたか、いつ帰国したか、その船の名前など様々な資料を手に入れる事ができました。しかし残念なことに最初に上陸した日以降1947年までの３年間分は情報を得る事ができませんでした。限られた情報の中から更に詳しく調べるために、先日私が運営している会で頂いた副賞のこちらの本にその地域ごとの概況や生活状況などの捕虜体験記が詳細に綴られています。地図も必要か所が記されています。

　本を創るにあたり、何が大切かと自問自答していますが事実を記録に残すことが一番大切なことだと思います。

　今回取り寄せた資料から判明したのは、吉田さんは記憶していたほかにも少し離れた所に移動していました。いまも調べている最中です。しっかり正確に本に残して事実を伝えて行きたいです。

　　　2021.11.21　建部奈津子　追記