ZOOMで交流会＆吉田欽哉さんの講演開催しました

 

　　こんばんは。11月も17日になりました。今日はほんの少し雪が降った札幌です。さて11月14日に第2回クラウドファンディング支援者交流会を開催しました。日曜日の朝10時から参加者12名で大変ありがとうございました。

　やっぱり朝10時は早いのかもしれませんね。終わる頃には昼ご飯の用意もありますから、次回は最後かもしれませんが午後から開催したいと思います。

 

　今回は主人公が住んでいる利尻町の定住移住支援センターツギノバ様に、Wi-Fi接続ネット環境のご協力をお願いしました。

利尻町定住移住支援センターツギノバ様

 

　快くサポートを引き受けてくださり、本当にありがたいです。お陰様で参加者の皆さまも全国的に広がりました。

 

　吉田さんはパソコン画面を通して講演する事は、「なにも不憫ではない」というので安心しました。強いて言えば握手が出来ない事ですね。

 

　先日96歳になったばかりのいつもニコニコ元気な笑顔の吉田さんです。しかしシベリア抑留体験を話し始めると、気迫が凄いです。思い出したくない、悲惨な状況を伝えるのは、もう二度と子どもや孫に同じ思いをしてほしくないから。そして約束を果たすため・・・

 

　後半は遺骨問題です。困った事があれば話してくださいと言うも、早急な対応がハッキリとせず、時には生返事。このままでは風化の一途を辿ります。

　今回本に残しますが、この声は必ず未だシベリアの永久凍土に眠っている吉田さんがこの手で埋葬してきた同胞に「必ず迎えに来るからな」と約束を果たさずにはいられないその気持ちが届いているかもしれないと私は思います。

 

　本の制作状況は、現在２度目の校正に入っております。

写真、資料を送信しました。あとはイラストや挿絵の完成を待ち、最終校正をしたら印刷になります。

　私は読書が苦手な子どもでした。途中から飽きてきて、違う事を考えてしまいました。(^_^;)　読書が苦手な子どもも読めるように、制作したいです。

完成までもう少々お待ち願います。

 

　2021.11.16　　建部奈津子　追記