東京へ行ってきました。そしていよいよ最後の校正へ。

　　クラウドファンディングをご支援された皆さま、こんばんは。

12月14日から東京へ行ってきました。場所は東京にあります参議院議員会館地下会議室です。この場で集いが開催され吉田さんは、抑留者代表で意見交換をされました。2019年以来の参加です。

　札幌ではコロナがかなり落ち着いてきました。感染者が一桁の日が続いています。そうは言っても行くまで、行ってからも気持ちは油断出来ませんでしたが。そして行く当日から利尻や稚内の飛行場の天気は大荒れでした。低気圧から逃げるように札幌へ急遽来札されました。

　お隣に座っている方は、神奈川県在住の抑留体験者西倉勝氏です。お二人ともなんと96歳！！凄いですよね。地味に私の年齢の２倍です。この度の体験記にも登場されます。時期は違いますが、同じコムソモリスク収容所に居ました。もしかしたら収容所は拾いですが、同じ空気を吸っていたのかもしれませんね。

　今回吉田さんは遺骨収集が全く進んでいないことを指摘されました。

未だに3万3千体以上の遺骨が永久凍土の下で眠ったままです。

戦没者遺骨収拾推進法は2016年制定、2024年までに国の責任において集中的に収集するということです。この２年間はコロナで全く進展なしです。

　フェイスブックの「シベリア抑留体験を語る会札幌」と「アメーバブログ」にも同じ名前のアカウントに写真を投稿しています。良かったら見てください。

　年末年始は製本の印刷会社が長期休業になります。本の完成は来年１月末予定です。皆さまにご支援して頂いて長い時間がかかっていますが、着々と制作は進んでいます。拙い文章でお恥ずかしいですが、主人公の体験を中心に創っています。ノンフィクションです。こんなにも貴重な体験をさせて頂いていることに感謝しかありません。また今回東京の方々と実際にお会いする機会があり元気を頂きました。ひととひとの温かい交流が出来ました。感謝！

　また新着情報を更新します。　追記　2021.12.16　建部奈津子