⑪保護犬との信頼関係

ご支援の皆様へ心より感謝致します。

 

保護犬は、幼い頃から飼育する飼い犬のようにはいかなくて、手こずりました。飼育された環境にもよりますが、ハナとソラの場合は、ほとんど人と接することがなく、朝夕、餌をもらうときだけ接するぐらいで、可愛がられることもなく、しつけをされることもなく、名前すら呼ばれなくて主のいないままに育ってるので、人を信頼するとか遊びさえ知らずに育ってきました。

 

朝夕の散歩を欠かさずやってるうちに、外の世界に目覚めるは、よほど汚くて窮屈な場所にいたことが分かってきたように、歩ける喜びを感じ、外の明るさを感じ、草むらの臭いを嗅ぎ、日に日に犬であることに目覚めたように感じるは、朝一番に外に出すと、うれしさを体で表現するほどまでなり、こういうの見ると、今までの失われた時間を取り返して楽しませてやりたいと思うばかりでした。

そうやって欠かさず付き合うことで、この子らに信頼されるようになるまで７か月を要しました。

顔の表情が変わり、尻尾を振り、体をこすりつけと、私を主として受け入れてくれました。

しつけは、ソラはお座りを覚え、お手はいまだに出来ません。ぬいぐるみで遊ぶようにもなりました。

ハナは、目と耳が不自由なので、何も出来ません。

これでいいかと、伸び伸び育てて自由に過ごさせていきたいと思います。

 

映像は、初めて外に連れ出したころ、喜びを体で表現している様子です。

https://youtube.com/shorts/OlCnx2xUFDc?feature=share