【CACI物語：卒業犬 ㊴「アビー、ジヴァ、タリ」】

 

私がまだ小学生だった頃、子犬から家族に迎えたアイリッシュ・セッターのティナが15年の犬生を全うしました。

 

 

それから2年ほど経った時、もう1度ワンちゃんを家族に迎えたいねという話になり、次に家族に迎えるのも鳥猟犬がいいなと話し合っていました。

そして猟犬の保護犬を探している時に、CACIのサイトにたどり着いたのです。

CACI HP里親募集中(仮名:みこ)のアビーを見つけ、連絡を取りました。

 

https://youtu.be/WG6Z6MUCHg8

 

恥ずかしながら、この時に保護犬の活動をちゃんと知りました。

アビーは我が家にとって初めての保護犬です。

金子さんが丁寧に色々教えてくださったので、全く不安な気持ちもなく、安心して迎え入れることができました。

 

 

我が家に来て、日に日に、毛並みも良くなっていき、顔つきも優しくなっていく様子はとても愛しいなと感じた思い出があります。

 

アビーを迎えて半年過ぎたぐらいでしょうか。

癲癇が見られるようになり、不審に思い、病院で調べた結果、脳腫瘍でした。

治療も難しいと言われ、大変な時期もありましたが、最後は母の腕の中で息を引き取りました。

悲しい気持ちでいっぱいではありましたが、安心できる場所でアビーを見送ることができたことは、良かったと思っています。

一緒にいたのは1年3ヶ月と短い時間でしたが、不思議と年数は関係ないのだなと感じます。

 

 

アビーがお星さまになった後も、CACIの活動をネットから拝見していました。

そして多頭飼育崩壊のセッターちゃん達がいる状況を知り、

私達にできることがあればぜひ家族に迎えたいという気持ちになりました。

 

 

再びご連絡させていただき、ジヴァを家族に迎えることになったのです。

ジヴァは飼い主のハンターが入院したため、他の鳥猟犬と共に犬舎に放置されていました。骨と皮になり大量の糞尿にまみれながら、吠え続けていたそうです。

 

【CACI物語：卒業犬 ⑪「スノウ」】

シヴァはスノウと同じ場所から救助されました

 

厳しい環境にいたため、傷だらけのジヴァでしたが、どんどん元気になり、笑顔キラキラガールになりました♪

すべての行動が可愛く、笑いが絶えませんでした。

 

ジヴァも1年3ヵ月ですい臓がんと分かり駆け足でお星さまになってしまいました。

家族全員がいるところで見送ることができたことは、アビー同様、本当に良かったと思っています。

ジヴァはいつも笑っていて、可愛い赤ちゃんみたいでした。

 

 

ジヴァが旅立った同日にCACIに保護されたのがタリでした。偶然です！

想いが通じたのか、金子さんからメールが入り、縁あってタリは我が家にやってきました。

 

 

アビー、ジヴァ、タリ！

大好きなアメリカドラマ「NCIS ～ネイビー犯罪捜査班」から付けた名前です。

 

どのような過去があったか分からない保護犬ちゃんたち・・。

日々の行動や仕草でこうだったのかな、と思いながら、日に日に元気に、そしてのびのびと暮らしている様子を見ることは私達家族にとって、かけがえのない時間です。

また、この上ない幸せをもらっているなと感じます。

責任は感じますが、それ以上の愛情をもらえるからですね！

安心して寝ている姿は、心癒され、ずっと見ていられます。

 

 

タリは我が家に来て、今年で5年目を迎えますが、今は人間になっています（笑）

当初はまったく吠えませんでしたが、今はおしゃべりするように吠えるのです。

 

 

それがとっても嬉しい。

朝起きてから寝るまですべて可愛い。

愛に溢れる毎日です。

タリさんに1日でも元気に過ごしてもらえるよう、家族みんなで精いっぱい愛情を注いでおります。

 

 

動物を飼うことは、大変なこともあり、責任も伴います。

しかし、それに勝る幸せがあります！

どんどん元気になっていく様子もとっても嬉しい。

どのワンちゃんも色々な過去を持っている子達ですが、とっても愛情深く、

順応性が高いなと感じています。

CACIさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

これからもずっと応援しております!!

 

 

 

 

（神奈川県鎌倉市　SATOKO）

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