猫白血病ウィルス陽性のカム

2021年8月13日母猫とベビーたちを保護
衰弱した母猫は1.9kgしかなく、
4頭のベビーたちにお乳を与えていました。

緊急処置のためすぐに病院へ。

呼吸は浅く、低体温、胸に膿が溜まっており緊急入院。

主治医からはいつ急変してもおかしくない状態と言われました。

私たちはこの子に
「戻ってきてcome back！」
という意味を込めてカムと名付けました。

次の日も次の日も懸命に生きようとするカム

入院8日目敗血症となり、事態は深刻に、、

迅速な処置をしていただき、持ち直しましたが、予断を許さない状況でした。

そして
猫白血病ウィルス（FelV）陽性と判明。
悲しい現実です、、

それでもカムは砂糖水を少し舐め、
生きようと懸命でした。

主治医と話し合い、積極的な治療をあと3日程続けて良い反応が出るよう祈りました。

入院12日目　退院！

膿胸が落ち着き、呼吸が安定

ここからは私たちがカムの命を繋ぐ番です。

ごはんが食べれないので鼻からチューブを通して流動食を3時間おきに注入しました。
そんな日を繰り返しました。

そんな時さらに過酷な悲しい現実が、、
カムベビのはぎが母子感染により
猫白血病ウィルス発症で進行が早く急変。
我が子に再会したカムは「ニャーッ」と細い声で鳴きました。初めて聴く声でした。
最後はカムの腕の中で虹の橋へ渡りました。

2021年8月30日　はぎちゃん永眠

その日を境にカムの生きる意欲が強くなった気がします。

退院10日目
少しずつ自力で食べてくれるように！

退院15日目
ついに鼻のチューブも外れました！

体重も2.9kgにまで増え、食欲もりもりです。
月に１回の通院でインターフェロンを注射しておりましたが、カム自身がとても経過良好で落ち着いており主治医と相談し、去年12月インターフェロンを終了しました。

カムベビ
2022年1月にゆき、3月にはな&うみ
素敵なご縁があり里親様のもとで幸せに
暮らしております。

現在カムも安定しており、私たちの事務所でともに過ごしております。

何度も奇跡を起こし、
治療を頑張ってくれたカムちゃん
生きてくれてありがとう

皆様のご声援とご支援で助けていただき
カムちゃんここまで元気になりました(^^)