増える高齢者による多頭飼育崩壊や飼育放棄された猫を救いたい!
増える高齢者による多頭飼育崩壊や飼育放棄された猫を救いたい!

支援総額

465,000

目標金額 300,000円

支援者
42人
募集終了日
2016年10月13日

    https://readyfor.jp/projects/8908?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2016年10月25日 16:31

はなちゃん物語

会ができて間もない頃のこと。

市内に住む一人暮らしの高齢者から、引っ越しのため猫の引き取り先を探しているという相談がありました。

 

今思うと、高齢者による飼育放棄に、猫耳の会が対応した初めての相談だったのです。

 

当時は会員数が少なく、頼める人がほとんどいませんでした。

 

そんな中で「うちの子にしてもいいよ!」と言ってくださったのは現副会長のSさん。それはそれは、有り難い一言でした。

 

初めて猫を見に行った時。

もう10歳近くのおばあちゃん猫が、子猫用のキティケージに入れられていました。たまにしか外に出していないと言うのです。

 

節約のためなのか、それとも砂が飛び散るのを防ぐためなのか、猫用トイレには砂がほんのわずかしか入っていませんでした。

 

それでも猫は、ひとつかみほどの砂の上にお尻を乗せて上手に排泄してるのでした。

 

それがはなちゃんです。

 

Sさんのおうちで自由に歩き回る事ができるようになったはなちゃんは、最初は随分戸惑っていたそうです。

 

元飼い主には、引き取り前の健康診断やワクチン等は自己負担でお願いしました。大きな異常はなかったのですが、その後、膀胱に大きな結石がある事が判明。お金がかかる大変な治療は全てSさんがやってくれました。

 

数年前の「川まつり」や「ふれあいまつり」に保護猫のストーリーを書いたポスターを掲示した事がありました。「はなちゃん物語」は保護に至る経緯と、猫を飼うなら最期まで飼ってほしいという、Sさんと猫耳の会からのメッセージを強く訴えました。高齢者による飼育放棄は、この頃から、会の中でも問題視していたのです。

 

つい先日、はなちゃんに久しぶりに会いました。

 

高齢猫には見えないほど、今も愛らしいはなちゃん。目がほとんど見えなくなり、それでもSさんが歩くと、後をついて歩きます。その信頼した様子に、胸に熱いものがこみ上げました。

 

位置がわからないので目の前にお皿を出すと食べるそうです。寂しくなると鳴いてSさんを呼ぶそうです。これを毎日繰り返しているというから、献身的な愛情にただ頭が下がります。

 

 

リターン

3,000


サンクスメール&きよせ猫耳の会会報

サンクスメール&きよせ猫耳の会会報

サンクスメール
きよせ猫耳の会会報

申込数
15
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年11月

5,000


応援コース(5,000円)

応援コース(5,000円)

サンクスメール
きよせ猫耳の会会報

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年11月

3,000


サンクスメール&きよせ猫耳の会会報

サンクスメール&きよせ猫耳の会会報

サンクスメール
きよせ猫耳の会会報

申込数
15
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年11月

5,000


応援コース(5,000円)

応援コース(5,000円)

サンクスメール
きよせ猫耳の会会報

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年11月
1 ~ 1/ 7

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る