眼を落して保護されてきた乙女ちゃん、今頃楽しく走り回っているのでしょうか・・・

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年末に、乙女ちゃんが亡くなって悲しく、寂しいお正月でした。

二年ほど前に、交通事故らしいと、頭を打った猫ちゃんの保護相談がありました。

その方は病院に運び、手術もして大事にこちらに連れてきました。

片目がもう無く、あごは割れて、強制で栄養を取るしかありませんでした。

とても大人しいよい子で、目を落としてきたから乙女ちゃんと名付けました。

お部屋のほかの子とも仲良くでき、静かにいつも最後にご飯が目の前に来るまで、待っているような子でした。名前も覚えて、頭もなでることができました。

エイズキャリアではありましたが、保護施設のエイズキャリア部屋では手当てが出来ないので、自宅に連れ帰り療養していました。元気になり、顎のワイアーもとれ、自由に暮らしてくれていました。

年末に急に頭を振るようになり、病院に持っていくビデオを撮り、年明けにすぐ行こうと準備していたのですが。

その待つ間もなく、そうっと、逝ってしまいました。

保護されていた方も悲しかったでしょう。

いつも事故を起こした車の方は、そのままなのです。

以前も目の前でバイクの方が、はねていってしまいました。

その前も、車ではねたまま、消えてしまいました。

猫ちゃんも動くものに反応するのでしょうが、せめて、止まってみて欲しいといつも思います。

外で暮らす猫ちゃんはいつも危険にさらされています。自由が好きだからと、外で暮らしている猫ちゃんに対する考え方はいろいろあるようですが、本当に猫ちゃんは外での気ままな生活が良いと思っているのでしょうか。

悲惨な状況にあったことのない方はそう思うようです。

いつか猫ちゃんに聞いてみましょう・・・　　　　　たてだ記