私の母は、家族は、暴力を受け、それに耐えるしかなかった。

生きている人のことを、あまり悪く書かない方がいい。

そういうことを言われることがあります。

それでも、事実なので書きます。

私を含めた家族は、現在も生きている父の暴力にさらされて、おびえながら暮らしていました（私は中学から家を出たので、そういう意味では申し訳ないことに被害は少なかった）。母と子どもたちとで、家を出たこともあります。それでも、お金もなく、社会的なつながりや支援の乏しい当時は、見つかり連れ戻され、さらに激しい暴力を受けることの繰り返しでした。

子どもたちが自立して、ようやく母は１人の暮らしを送ることができるようになります。とはいえ、そこで今度は、ひきこもる私からの被害を受けることになってしまうわけですが。

思えば、私の母は、一生、安心して暮らすということができなかったのかもしれない。

この活動は、単に私の母への贖罪なのではないかと思えることがあるのです。

私のわがままにお付き合いくださり、みなさん、本当にありがとうございます。