私たちが隔離室を設置したい理由です。

免疫力。

読んで字の如く、免疫の力。つまり、自分を守ってくれる力のことです。

 

癌と闘う秋桜は、癌細胞によってどうしてもこの免疫力が下がってしまいます。

 

 

そして免疫力の低下は、病気の感染のリスクを上げてしまい、秋桜をはじめ病気と闘う動物たちにとっては大きな課題の一つです。

健康な子だったら軽い症状で済んだのに、免疫力が低下していたから重篤な症状が…。

追い打ちをかけるような残酷な現実です。

 

 

彼らにとっては、「かかってしまってから」では遅いのです。

最悪の場合、闘っていた病気ではなく感染による重篤な症状で死に至ることも…。

ですが私たちは、多くの犬たちと共存しています。

 

 

 

秋桜のような病気と闘っている犬、災害救助犬やセラピードッグとしてお仕事をしている犬たち、新しい里親さんを待っている保護犬たち。そして今日、保護が必要な犬たち。

 

また保護が必要な犬たちは、緊急を要します。

寒空の中置き去りにされている犬。明日殺処分予定の犬…。

 

もしかしたら病気を持っているかもしれない。協会の犬たちに集団で感染してしまうかもしれない。

 

でも、一日待ったらもうその子たちとは会えないのです。

 

その為今は、応接室やセミナールームを一時的に隔離室として使用しています。

しかし、それはその場しのぎにしかならず、感染症のリスクをゼロにすることは出来ません。

 

そこで私たちは、「隔離室」を作りたいと思っています。

 

この隔離室があれば、もし緊急で保護した犬が病気を持っていたとしても、他の犬たちに感染する心配はなく、安全にお世話することが出来ます。

 

癌と闘う秋桜にとっても大変ありがたく、秋桜の病気が進行してしまう前に早く出来てほしいな、と願っています。

 

 

この隔離室の設置には皆さまのお力が大きく必要となります。

協会で過ごす全ての動物たちの為に…。

 

ご支援頂ける方は、こちらよりご協力をお願い致します！