カカオの秘密

こんにちは！Mersacebu'sのさやかです。
お土産の食料の候補の一つであるカカオの農園を訪れました。訪れたカカオ農園は日本人の方も働いていて、その方にカカオの歴史や特徴などたくさん教えていただきました。

その中で私が一番驚いたことは、1つのカカオの木に異なる種類のカカオがなっていることでした。これは、接木といって赤いカカオの実の木と緑のカカオの実の木を合わせています。赤いカカオの実は、病気に強い品種なので木の下の方に植えられていて、緑のカカオの実はたくさん実がなる品種なので上になるように工夫されていることを教えていただきました。また赤と緑のカカオの実も収穫時期になると、どちらも黄色に変わるのです。一つの木に赤と緑の実が両方なっているのは、とてもカラフルでかわいいですよね！

また実際にカカオ農園に行かないと食べられない生のカカオの果実を食べさせていただきました。カカオの実を割ると、中から大きな種と一緒に白い果実が入っています！その白い部分を実際に食べました。すごくライチのようなねっとりとした食感とともに、やさしい甘みがあってとてもフルーティーで美味しかったです！

そのことを教えていただき、いつも食べているチョコレートですが、チョコレート以外のカカオの食べ方やカカオの生態は全然知らなかったので、とても新鮮で興味深く、奥が深いフルーツだと思いました。今お土産の試作で、常夏のフィリピンでも溶けない焼きチョコを作っているのですが、ぜひともお土産にカカオを使ったお菓子を作りたいと思いました。