応援メッセージ（21）Demo　武田緑 さん

わたしは、EDUTRIPという海外の学校や社会教育、こども・若者支援の現場などを訪れるスタディツアーを企画しており、これまでに 少なくともデンマークとスウェーデンのユースセンターで、屋内スケボー場があるのを見たことがあります。

好きな音楽をかけながら、スケボーを楽しむ若者たちのいきいきした姿を見て、めちゃくちゃいいなぁ！と思ってきました。

若者たちに支持されるファッションや芸術や文化、また大人たちの既存の支配的文化と異なる若者たち独自の行動様式や価値観を「ユースカルチャー」と言います。

大人がつくった大人優位の社会では、ユースカルチャーは“とるにたらない”もの、価値の低いもの、野蛮なものなどとして扱われがちです。

私はそのことは不当だし、差別的な扱いだとも思っています。

ユースカルチャーの普及増進は、若者にとって生きやすい、ここで生きていきたいと思える社会をつくるために、とても重要な要素です。

そして、スケボーはそのユースカルチャーの代表格とも言えるもの。 ASKの主体的で積極的な活動は本当にすばらしく、私も勇気と元気をもらっています！

実際に常設のスケボー場ができれば、それは、尼崎のみならず日本中の若者たちにとって、「若者の声は社会に聞かれるんだ」というメッセージになり、大きなエンパワメントになるはず。

とっても重要な取り組みで心から応援しています。プロジェクト、成功させましょう！

学校DE&Iコンサルタント・Demo代表
武田 緑