鳥たちの命を守る、北海道の保護・譲渡拠点をつくる

鳥たちの命を守る、北海道の保護・譲渡拠点をつくる

支援総額

2,972,169

目標金額 1,300,000円

支援者
273人
募集終了日
2025年5月30日

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プロジェクト本文

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目標達成のお礼と更なるご支援のお願い

 

皆さまからの温かいご支援により、第一目標を達成することができました。

 

心からの感謝を申し上げます。小さな命を守りたいという想いに共感してくださったこと、お一人お一人の応援が大きな力となりました。本当にありがとうございます。


しかしながら、今回のプロジェクトで必要としている全額には、まだ届いていないのが現状です。保護活動の継続と施設のために、さらなるご支援が必要です。仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定でおります。

 

ここからは「ネクストゴール」として、より多くの命を守るためのステップに進みます。どうか引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。

 

2025.5.1 追記

 

 

Bridge for the birdsとは

 

 

Bridge for the birds(ブリッジ・フォー・ザ・バーズ)〜愛鳥のための架け橋〜は、北海道で飼い鳥の引き取りと譲渡を行っているNPO法人です。私たちの名前には、「人と鳥との間に立ち、幸せな出会いを繋ぐ架け橋になりたい」という願いが込められています。

 

2018年4月から、ご病気やご高齢などの理由で愛鳥と暮らすことが困難になった飼い主様と、新しいご家族様との架け橋となるべく活動を始め、2024年11月にNPO法人となりました。

 

私たちは札幌に活動拠点を置き、北海道全域を対象に活動を行っています。

 

保護した鳥は、役員の自宅という限られたスペースで感染症予防のための隔離や温度・湿度管理、適切な栄養管理など、徹底した健康管理を行い、清潔な飼育環境でお世話をしています。

 

5名の役員は、それぞれの得意分野を活かし、未経験のことも助け合いながら、愛鳥の引取り、健康診断、SNSやホームページでの情報発信、鳥イベントでのPR活動、飼育支援、里親面談など、多岐にわたる活動を行っています。

 

鳥を愛する人々、そして、その愛情に応えようとする鳥たちの存在が、私たちの活動を支える大きな力となっています。 

 

私たちの活動は、常に予期せぬ事態に直面します。

 

2024年8月には、飼い主様の孤独死により保護された10羽(オカメインコ4羽、セキセイインコ3羽、コザクラインコ3羽)を緊急レスキューしました。 

 

それ以降も、北海道全域から飼い鳥たちの相談が寄せられるようになり、保護スペースの逼迫が続いています。飼い主様の高齢化や入院による引き取りも増加しており、孤独死案件にも、これまでに2回対応しました。

 

感染症リスクの有無が不明なため、すべての鳥はまず隔離・健診を経てから治療・譲渡へと進みます。

放鳥経験のない鳥たちも多く、環境に慣らすトレーニングやケアを個体ごとに行っています。

 

お世話に休日はなく、365日、餌や水の管理・清掃・投薬など、日々のケアを続けています。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

現在、鳥たちは役員の自宅で暮らしていますが、譲渡よりも引き取り件数が多く、棚が足りず、床にケージを置かざるを得ないこともあり、スペース不足が深刻になっています。

 

 

 

服薬療養中のセキセイインコは少し小さなケージと特別な食器を使っています。

 

2024年8月の10羽レスキューを機に、鳥たちのための施設の必要性を痛感し、2024年の秋からテナント探しを開始いたしました。

 

生体を扱うことへの理解を得ることが難しく、大変苦慮いたしましたが、ようやく「停電や災害時にも対応ができるテナント」を見つけることができました。

 

この施設を、鳥たちが安心して過ごせる快適な空間にするため、以下の4つの部屋に分け、各部屋に独立した空調を設置するなど、感染予防対策を徹底し、鳥たちの健康を最優先に考えた施設にします。

 

・健康診断済みの鳥たちの部屋

・引き取り直後の検疫部屋

・備品収納と事務作業部屋

・トレーニングのための小部屋

 

鳥たちが健康に過ごせる空間、リハビリやトレーニングができる環境、そして何よりも安心して新しい家族を待つことができる場所。内装工事はこれらの環境を実現するために必要です。

 

皆様にご支援いただければ、鳥たちは未来に向かって羽ばたくことができると信じ、クラウドファンディングに挑戦いたします。

 

 

なぜクラウドファンディングなのか

 

私たちはこれまで、会費や個人からのご寄付などで活動を継続してきました。

 

しかし、突然の多頭レスキューや酸素が必要な病気を抱えた鳥の受け入れなど、計画的に準備することが難しい出費が重なる中で、運営だけで精一杯の状態が続いています。

 

今回の施設整備にかかる費用は、普段の活動資金からはとても捻出できるものではありません。

 

 

この挑戦がどうしても必要な理由

 

今、保護鳥たちを取り巻く状況はとても厳しく、施設づくりは“待ったなし”の状態です。「少しでも早く整えなければ受け入れが難しくなる」という切迫感の中で、すでに一部の準備や契約が動き出しています。

 

しかし、このクラウドファンディングが成功しなければ、今後の支払い・設備の整備・継続的な運営が非常に厳しくなってしまいます。

 

 

「鳥たちが安心して過ごせる未来を維持できるかどうか」の瀬戸際に、私たちは今立っています。

 

 

プロジェクトの内容

 

鳥たちが安心して暮らせる保護・譲渡施設を整備するため、今回のクラウドファンディングでは【内装工事費の一部】を第一目標として掲げています。

 

実際には内装費だけで【約218万円】。ストレッチゴールを目指します。

備品を含めると総額は【約311万円】を見込んでおり、このうち最低限必要な部分を優先して、READYFORでの第一目標を【130万円】に設定しました。

 

 

内訳

 

・部屋の仕切り壁やドアの設置:約65万円

大部屋を「日々の世話のためのメインルーム」、「お引き取りしてきたばかりの鳥の検疫室」、「物置 兼 事務室」として3部屋へ分割。

それぞれの部屋を個室として使えるように壁やドアを設置し、窓には飛び出しロスト防止の網戸を新設します。

 

・電気設備工事:約80万円

鳥の保温のためのヒーター用コンセント増設、徹底した室温管理のためのエアコン(寒冷地仕様)設置。鳥に危険が及ばないカバー付き照明の変更やインターホン設置など、鳥も人も安心できる環境に整えます。

 

・水まわり設備工事:約23万円

ケージを丸ごと洗える大きな流し台を新たに設置し、日常のお世話の中での衛生管理を強化します。

 

・壁紙・床などの内装工事:約26万円

清潔感と安全性を保つため、新設壁へのクロス貼りや、奥の小さな和室の畳を鳥のためのトレーニングルームとして使用するためのクッションフロア張り替えなどを実施します。

 

・諸経費:約10万円

現場管理費(工事全体の進行をチェック・調整するための人件費)、交通費(職人・資材の移動)、書類作成・手続き(契約書・設計書・届け出等)など、工事に関わる事務的コストを含みます。

 

・備品:約63万円

備品のうちの一部も掲載しています。抜粋しますと見守りカメラは外からでも鳥の様子が見られるように設置。

空調はエアコンで管理しますが別途ヒーターとサーモスタットが必要な鳥のため用意します。

また鳥の体調管理には湿度も重要ですので、加湿器も考えています。

 

内訳の詳細は以下の画像をご覧ください。

 

高性能酸素発生器とアクリルケージは、当団体でレスキューしたオカメインコの 仮名「小雪さん」本名「花音さん」現在16歳が使用します。

 

 

実際購入したものについては後ほど収支報告をさせていただきます。

 

 

クラウドファンディングの仕組みと手数料について

 

今回のクラウドファンディングは、READYFORの「オール・オア・ナッシング方式」を利用しています。

 

目標金額を達成しなければ、ご支援を受け取ることができない仕組みです。また、支援金のうち28万円ほどはREADYFORの運営・決済手数料(+消費税)として差し引かれます。そのため、130万円の目標金額のうち実際に活動に使えるのは約102万円となります。

 

この手数料には、  プラットフォームの維持運営費、ページ作成や文章の審査・校正サポート、安全な決済システムの運用、公開後のフォローアップ体制 などが含まれており、私たちのような初めての挑戦者が安心してプロジェクトを進められるよう、専門スタッフの方々が丁寧に伴走してくださっています。

 

クラウドファンディングという“見える応援の場”を通じて、より多くの方にこの活動を知っていただくきっかけとなります。そして、この広がりと共にご支援をいただくお一人おひとりの想いが、鳥たちの未来を支える大きな力になると信じております。

 

 

いただいたご支援のその先へ

 

130万円という第一目標は、「まずここを確実に実現したい」という最小限のラインです。目標を超えてご支援をいただけた場合には、ストレッチゴール(第二目標)として、“さらに鳥たちのための環境を充実させる費用”へ活用させていただきます。

 

内装費の全額補填・設備の充実・備品の新調や予備備品の整備 など。

 

今できること、そして未来に向けて準備しておきたいこと。ご支援いただいたその先にも、鳥たちにとって必要な場所づくりは続いていきます。

 

どうか、第一目標の達成と“より良い未来”へと続くこのプロジェクトを、一緒に叶えていただけますよう、お願いいたします。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

 

 

 

資金繰り・今後の運営について

 

私たちはこれまで、主に会費・個人からの寄付・里親様からの譲渡金などをもとに活動を続けてきました。

しかしながら、突然のレスキューや治療費、日々の消耗品、感染対策などにかかる費用は多く、継続的なご支援が必要な状況です。

 

今後は、

・定期的なご寄付の仕組み(マンスリーサポーター)の導入

・クラウドファンディング終了後も、SNSやホームページを通じて継続支援の呼びかけ

などを通じて、安定的な資金確保と活動の透明化・信頼構築を進めてまいります。

 

 

私たちの想い

 

私たちは、「行き場を失った北海道の飼い鳥たち」に手を差し伸べる最後の砦でありたいと考えています。

 

Bridge for the birdsは鳥にとっては見知らぬ場所、見知らぬ人々。でも、安心して過ごし、心を開くための時間と環境があれば、鳥たちはまた未来に向かって羽ばたけます。

 

そして、もうひとつ大切な存在がいます。それは、鳥たちを新しい家族として迎えてくださる里親の皆様です。

 

鳥との暮らしは決して楽なことばかりではなく、試行錯誤の連続です。それでも私たちは、鳥たちが誰かに愛され、大切にされる未来を信じています。

 

この施設は、保護した鳥たちを一時的に預かる場所であると同時に、里親様へとバトンを渡す準備を整える「架け橋=中継地点」となります。

 

だからこそ、環境を整えることが、鳥の命を守るだけでなく、その後の暮らしの質にも深く関わってきます。このクラウドファンディングは、その“羽ばたき”のための土台作りです。

 

鳥と人が安心して関われる環境を共につくるために、どうかご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

応援のメッセージ

 

【てれさ様 より】

BBHで巡り合えたコです。人と鳥が巡りあえる場としてずっと続いてほしいです。

鳥さんと鳥好きさんが幸せになるために応援します。

 


 

【R.H様 より】

BBHの活動は、小鳥を家族として迎えている者にとっては、決して他人事ではありません。

自分がいつ重い病気になるか分からないし、万一の事があったら…など、一緒に暮らす事が難しくなった時、小鳥を辛い目に遭わせないために、命を繋ぐとても意義のある活動だと思います。

1人でも多くの方にBBHの活動を知って頂き、応援して頂きたいです。

 


 

【ゆべし様 より】

日々の暮らしに鳥さんが寄り添ってくれること、それはほんとうに尊く幸せなことだと感じています。

鳥さんへの感謝を形にする方法のひとつが、このクラウドファンディングだと思います。新たな施設が、北海道に住む鳥さんたちにとって、安心できる場所となりますように。

心から応援しています。

 


 

【H様 より】

飼い主が急逝し、残されたセキセイインコ2羽の命をBBH様に救っていただきました。

救出後は手厚く心のこもったケアをしていただき、すっかり元気なニコニコ顔となりました。

飼い主も天国でほっこりしていると確信しております!BBH様の活動をずっと応援しています!

 

 

※ご注意

当法人は「特定非営利活動法人(NPO法人)」として活動しておりますが、現時点では「認定NPO法人」ではないため、ご寄附は税制上の寄附金控除の対象外となります。今後は認定取得も視野に入れながら、活動の透明性を高め、持続可能な活動を目指してまいります。

 

皆様からのあたたかいご支援は、鳥たちの命と未来を支える大きな力となります。

どうかご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 

プロジェクト実行責任者:
納田真弓(Bridge for the birds ~愛鳥への架け橋~)
プロジェクト実施完了日:
2025年7月20日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

施設の内装費用と備品購入費用

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
第二種動物取扱業を取得予定。この許認可は住所につくもののため、施設オープン後に申請いたします。(2025年5月1日予定)
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
役員の個人資金から仮払いをした後、再度、直接の支援や、他の方法でも求めていきます。

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プロフィール

北海道札幌を拠点に、小鳥の引き取りと譲渡を行う特定非営利活動法人です。 飼い主様の高齢化や病気、入院、孤独死などの理由により行き場を失ってしまった小鳥たちを引き取り、医療ケアや感染症の検査・治療、放鳥や人馴れのトレーニングなどを経て、次のご家族へとつなぐ活動を続けています。 団体の中心メンバーは5名、それぞれが得意分野を活かし、リモートを含めた連携で活動中。 2018年4月から活動しており2024年11月にはNPO法人として正式に設立されました。 鳥たちにとって“保護場所”であると同時に、新たな家族のもとへ向かう中継点を整えることで、小さな命の未来を守る架け橋でありたいと願っています。

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リターン

3,000+システム利用料


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Egg|たまごコース

・感謝のメール
・活動報告(1回)

申込数
79
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

5,000+システム利用料


alt

Chick|ひなコース

・感謝のメール
・活動報告(2回)
・ホームページにお名前掲載(任意/イニシャル・HN可)

申込数
53
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

3,000+システム利用料


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Egg|たまごコース

・感謝のメール
・活動報告(1回)

申込数
79
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

5,000+システム利用料


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Chick|ひなコース

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・活動報告(2回)
・ホームページにお名前掲載(任意/イニシャル・HN可)

申込数
53
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月
1 ~ 1/ 6

プロフィール

北海道札幌を拠点に、小鳥の引き取りと譲渡を行う特定非営利活動法人です。 飼い主様の高齢化や病気、入院、孤独死などの理由により行き場を失ってしまった小鳥たちを引き取り、医療ケアや感染症の検査・治療、放鳥や人馴れのトレーニングなどを経て、次のご家族へとつなぐ活動を続けています。 団体の中心メンバーは5名、それぞれが得意分野を活かし、リモートを含めた連携で活動中。 2018年4月から活動しており2024年11月にはNPO法人として正式に設立されました。 鳥たちにとって“保護場所”であると同時に、新たな家族のもとへ向かう中継点を整えることで、小さな命の未来を守る架け橋でありたいと願っています。

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