聞こえに関する誤解

コミュニケーションバリアフリープロジェクトを担当しているグループ長の亀山です。

クラウドファンディング開始から18日目となりました。これまで287名の方にご支援いただき、57%達成となりました。たくさんのご支援ありがとうございます！

私は3年前から聴覚障がいの当事者（この活動のリーダーの野口さん）と一緒に働いています。それまでは聴覚障がいのある人と話す機会はほとんどなく、今から思うと、色々聴覚障がいに関する誤解があったなと反省しています。その中でも特にコミュニケーションの妨げとなった誤解を2つ挙げてみました。

①「私は耳が聞こえません」→「そうか、まったく聞こえないのか」という誤解

実際は聞こえの程度や聞こえ方は多様で人それぞれ。そんなに単純に捉えてはいけない。

②聴覚障がいのある人は、「聞く・話す」よりも「読む・書く」ほうが好きという誤解

これも人それぞれ。聞くことが難しくても、対面で話すのが好きな人・得意な人もいます。「筆談かメールの方がいいでしょ？」のように決めつけてはいけない。

これは私が野口さんと一緒に働いていて気づいたことです。でも、医療従事者の方が患者さんと接するのは、ごく限られた時間です。医療現場だけで学ぶには限界があります。そこで、今回制作する啓発漫画が、聴覚障がいに関する誤解を予め取り除いておくのにお役立ていただけると考えています。

皆様のご支援、よろしくお願いします！