CTO(クリエイティブTOWN岡山)の活動と思いを,未来へ繋ぎたい

CTO(クリエイティブTOWN岡山)の活動と思いを,未来へ繋ぎたい

支援総額

920,000

目標金額 800,000円

支援者
42人
募集終了日
2025年3月31日

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プロジェクト本文

▼目標達成の報告・お礼

金光伸英です。多くの皆様からご支援をいただきまして、無事に目標を達成することができました。本当に感謝申し上げます。

内容がかなり専門的、マニアックなものですので、どれほど応援の輪が広がるのか心配でしたが、活動の意義を皆様にご理解いただけたこと、安堵しています。

さて、今回の記録集は、写真やパース、スケッチなどを掲載することから、本来はカラー版で作成したい想いをずっと思っています。目標額を達成できたことから、あつかましいお願いではありますが、ネクストゴールを設定し挑戦させていただきます。

次の目標金額を120万円にさせていただきます。

最終的に確保できる資金の範囲内で、極力、カラーページを盛り込み、ページ数も充実させたいと思います。ネクストゴールの目標額が達成できない場合も、可能な範囲で冊子の内容を充実して作成します。

募集期間は、残り1週間ほどしかありませんが、後世に想いを伝えるべく、皆さま、どうぞ応援いただけますよう、お願い申し上げます。

 

 

▼自己紹介

本プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。日本建築学会中国支部岡山支所の金光伸英です。

 

建築学会は、建築の学術的な全国組織で、その岡山版が岡山支所になるのですが、岡山支所は昭和35年設立、会員は約200名、大学等の先生や学生、設計事務所など建築業界の方、行政などの方々が参画しています。岡山支所では、特に近現代建築の文化的価値や魅力の発信、保存活動に力を入れ、毎年、そのようなテーマの講演会を開催するなどの活動をしています。

 

皆さん、CTO(クリエイティブTOWN岡山)をご存じでしょうか?

30年ほど前、磯崎新・安藤忠雄・芦原義信などなど、著名な建築家たちが地方のここ岡山にやって来て建築を設計し、後世に残る作品を創り上げる、そういう取り組みが展開されたのです。諸々の事情で10年弱で終わりを迎えたのですが、産学官上げて、熱狂に包まれながら、一大ムーブメントを起こした時代でした。

 

残念ながら、その史実を今の若い世代の方は知らず、というより知るすべがなく、伝えられる材料が無い状況です。当時を知る人は、今や若くても50代、何としても若い世代にこれを伝えて、未来の岡山の建築・まちづくりを担う方々に繋ぐ必要がある、その責任があると思い、記録集「CTOの全軌跡(仮称)」を作成します。

(なお、今回のプロジェクトの実施、画像の使用等につきましては、当時事業を行った岡山県建築指導課の許諾を得て実施しております。)

 

どうか皆さま、応援をよろしくお願いします。

 

 

▼CTOとは

平成3(1991)年に、行政の岡山県の事業としてスタートしました。建築家の故岡田新一氏をコミッショナーに任命し、著名や新進気鋭の建築家を設計者に推薦し、地元の建築家と手を組んで、設計や計画などを行い、後世に残る文化的価値の高い建築・まちづくりを創造するという事業です。

 

公共建築をはじめとして、民間建築、不動産デベロッパーなども参画し、30ほどのプロジェクトのエントリーがありました。そのうち2/3ほどの作品は実現し、今も施設が使われています。

 

▼本プロジェクトの進め方

CTOの記録保存を早急に行い、後世に伝えるべきと思う支所会員の発意で、活動資金も無い中、令和5(2023)年9月に、学会岡山支所内に「CTOアーカイブ事業委員会」を設置しました。今回のプロジェクトは、この委員会を中心に進めていきます。これまでに一部の資料の収集整理を行うとともに、調査や評価の方法について検討を行っている最中です。

 

委員長:山田孝延(岡山県立大学名誉教授)

メンバー:上田恭嗣(ノートルダム清心女子大学名誉教授)

     赤木定(設計事務所代表)

     金光伸英(岡山支所長)

     増田俊哉(岡山理科大学教授)

     湯浅康生(岡山理科大学専門学校)

     難波元弘(建設会社社員)

     浦山豊隆(建設会社社員)

     有森達也(岡山県建築士会専務理事)

     山田裕喜(岡山支所事務局)        ほか現在12名

 

右から山田孝延、金光伸英、上田恭嗣、赤木定

 

 

▼本プロジェクトでやること

・当時の資料を収集整理し、図面、模型写真、建築家による手書きスケッチなども掲載します。

・当時の設計関係者、行政関係者などにヒアリングし声を集めます。

・実現したプロジェクトについて、施設の現状を取材します。

・実現しなかったプロジェクトについて、その背景等を考察します。

・現在も継続している先行事業「くまもとアートポリス」を取材します。

・CTOについての評価を試みます。

などを予定しています。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

記録集の作成後、大学・専門学校・工業高校・公立図書館等に献本し、将来を担う若い世代をはじめ、多くの方に伝えていきます。学校では、記録集を使って、授業のカリキュラムにも取り入れていただきます。

 

今回の記録集は、当時の資料の収集整理、記録にとどまらず、学会として一定の分析・評価も加えたうえで作成する予定です。CTOの活動や思いを次世代に伝え、何か学び取れることがないか将来の岡山の建築・まちづくりがどうあるべきか、建築の関係者がどのような役割を果たしていくべきか、そのことを考えるための、一材料にしていただきたいと考えています。

 

今後、江戸時代のレベルまで人口が激減するとも言われ、建築活動も現代とは全く違う環境に至ると思います。その中で、ここ岡山が快適で幸せな地域を創れるように、微力ながら、私たちは貢献してゆきたいと考えています。

 

基本的に活動時間が平日の夜と休日になるため、記録集のまとめは令和9(2027)年3月の完成を目指しています。

予算の都合上、記録集はモノクロ版、120ページ程度をイメージしています。

 

スケジュールのイメージ

〇令和7(2025)年春~令和8(2026)年秋

・調査項目、分析項目の決定、資料収集整理

・調査参加者の募集、役割分担

・各プロジェクト施設の現地調査とヒアリング

・関係者へのヒアリング(県内、東京、熊本など)

〇令和8(2026)年秋~令和9(2027)年3月

・記事執筆、補足調査

・印刷製本

を予定しています。長期間の活動にわたるため、定期的に活動状況をお伝えしたいと思います。

 

皆さま、何卒、ご支援ご協力をお願いします。

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
金光 伸英(日本建築学会中国支部岡山支所)
プロジェクト実施完了日:
2027年4月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

日本建築学会岡山支所が、CTO(クリエイティブTOWN岡山)の活動を調査、評価し、記録集を作成します。調査交通費20万円、印刷製本費60万円にあてます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
自己資金

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プロフィール

一般社団法人日本建築学会中国支部岡山支所の支所長です。建築学会は建築分野の学術組織で、大規模地震災害時などでは、建築物の被災状況を調査分析するなどの活動で、古くから我が国の建築技術の向上に寄与しています。岡山支所は昭和35年に設立され、特に近現代建築の歴史的文化的価値の情報発信や保存活動に力を入れ、近年では岡山市民会館の保存活用要望を関係機関に対して行いました。大学等の教育関係者、民間建築業界の方のほか、行政の関係者も数多く会員として参加していますが、学術的、中立的に評価・活動を行うことを基本としています。毎年、教育文化事業として、一般の多くの方にご参加いただけるような講演会を企画し開催しています。

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リターン

3,000+システム利用料


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お礼のメール

お礼のメールをお送りします。冊子完成は2027年3月目標のため、活動状況は、随時ホームページ等で発信していきます。

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

5,000+システム利用料


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お礼のメール+活動報告

活動レポートを添えて、お礼のメールをお送りします。冊子完成は2027年3月目標のため、随時活動状況はホームページ等で発信します。

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

3,000+システム利用料


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お礼のメール

お礼のメールをお送りします。冊子完成は2027年3月目標のため、活動状況は、随時ホームページ等で発信していきます。

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

5,000+システム利用料


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お礼のメール+活動報告

活動レポートを添えて、お礼のメールをお送りします。冊子完成は2027年3月目標のため、随時活動状況はホームページ等で発信します。

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月
1 ~ 1/ 5

プロフィール

一般社団法人日本建築学会中国支部岡山支所の支所長です。建築学会は建築分野の学術組織で、大規模地震災害時などでは、建築物の被災状況を調査分析するなどの活動で、古くから我が国の建築技術の向上に寄与しています。岡山支所は昭和35年に設立され、特に近現代建築の歴史的文化的価値の情報発信や保存活動に力を入れ、近年では岡山市民会館の保存活用要望を関係機関に対して行いました。大学等の教育関係者、民間建築業界の方のほか、行政の関係者も数多く会員として参加していますが、学術的、中立的に評価・活動を行うことを基本としています。毎年、教育文化事業として、一般の多くの方にご参加いただけるような講演会を企画し開催しています。

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