
支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 229人
- 募集終了日
- 2025年8月31日

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- 現在
- 145,000円
- 支援者
- 14人
- 残り
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- 67,000円
- 支援者
- 12人
- 残り
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物価高でごはん食べられない若者に今すぐ食糧を|緊急支援2025冬
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- 現在
- 11,484,000円
- 寄付者
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- 残り
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- 現在
- 2,894,000円
- 支援者
- 270人
- 残り
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児童養護施設平安養育院|子どもたちの「もっと遊びたい!」を叶えたい
#子ども・教育
- 現在
- 8,945,000円
- 寄付者
- 139人
- 残り
- 9日

入院する子どもたちを笑顔に!ファシリティドッグ育成基金2025
#子ども・教育
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- 6,769,000円
- 支援者
- 538人
- 残り
- 26日

生まれつきの心臓の病気「先天性心疾患」 遺伝子解析から未来の医療へ
#医療・福祉
- 現在
- 8,403,000円
- 寄付者
- 242人
- 残り
- 30日
プロジェクト本文
はじめに:
私の活動についてのご紹介
多数のプロジェクトの中から本ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。「アクセスエール株式会社」代表の松尾光晴と申します。

私は元パナソニック株式会社 本社技術部門に勤務する研究者でした。 父をALS(筋萎縮性側索硬化症)で亡くしたことをきっかけに、2003年にパナソニック(株)(当時は松下電器(株))で社内ベンチャー会社「ファンコム株式会社」を立ち上げ、障害者のコミュニケーション支援機器の開発に取り組み、「意思伝達装置レッツ・チャット」や上肢障害者向けテレビリモコン「レッツ・リモコン」等を開発・販売してきました。
その後、2020年1月にパナソニック(株)を退職/独立して改めて、新しい障害者向け支援機器を開発すべく、翌月にアクセスエール株式会社を設立、代表に就任しました。 同時にREADYFORでのクラウドファンディングに初挑戦、多くの皆様からご支援をいただき、新しい意思伝達装置「ファイン・チャット」を開発し、事業を軌道に乗せることができました。
以降、READYFORのクラウドファンディングを通じて、合計4つのプロジェクトで支援機器開発を行い、延べ1,800人を超える方々から多くのご支援をいただきました。

これらの機器はニーズがあるものの市場が小さく、決して利益の出る事業ではないことから、クラウドファンディングでの皆様からのご支援なくしては開発できなかったと思います。多くのご支援をいただきましたこと、改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
新たなプロジェクト:
ファイン・チャットのiPad版の商品化
今回のプロジェクトは、実は私が5年前にアクセスエール株式会社を立ち上げた際、いつかは達成したい、と考えていたプロジェクトです。
それはファイン・チャットをiPadで実現すること!
2020年に開発した「重度障害者用意思伝達装置ファイン・チャット」はまさに厚生労働省の支給基準に沿った「意思伝達の専用機」として高い評価をいただいています。
他社の重度障害者向け意思伝達装置はすべて「パソコン+ソフト」で構成され、パソコンの特性を活かしてメールやインターネット等、ITを駆使した追加機能がたくさん搭載されています。
しかし、パソコンを使った製品ではその安定性が確保できません。これは意思伝達装置のソフトウェアを開発している企業の問題ではなく、パソコンである以上、どうしても生じる問題です(皆さんがパソコンを使っている中でも、動作が遅くなったりフリーズするなどのトラブルの経験は必ずあると思います)。
実は、意思伝達装置の多くは国の福祉制度「補装具費支給制度」で支給される以上、「専用機としての安定性」が求められています。私がモノづくりのうえで「専用機」にこだわっているのは、その「安定性」が必要だと考えていることが理由です。

一方、体の不自由な方の中には、IT機能に期待して、パソコンベースの製品を導入される方も少なくありません。
よくお問い合わせで「ファイン・チャットが欲しいのですが、メールやLINEはできますか?」というお問い合わせを受けます。そのようなご要望にはファイン・チャットでは対応しきれないということに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そこでご期待に応えるべく、今回、ついに、ファイン・チャットのiPad版の商品化に踏み切ることにしました。
皆さんも経験しているかと思いますが、iPhoneやiPad(Androidもですが)はWindowsと比べてはるかに動作が安定しています。これはOSの根本的な仕組みが違うことが理由です。
だから、iPadでファイン・チャットのアプリを開発すれば、従来のファイン・チャットの安定性とパソコンベースの機器に搭載されているメールやLINE送信の機能などを併せもつ、理想的なコミュニケーションツールを提供できるのです。
きっかけ:
多数のお問い合わせ、ご期待の声に応えたい
私は大学ではC言語等でCADソフトの開発やエネルギー需給の最適化シミュレーションなど、多くのプログラム開発を行ってきました。 また、以前勤務していたパナソニック(株)では本社技術部門に所属、基礎研究としてUNIXを使ったエネルギー分野のシミュレーション開発も長年行ってきました。
その経験からiOS機器のプログラムでファイン・チャットをiPadに移植する作業をすこしずつ進めていたのです。
ここ3年程、少しずつアプリケーションを開発してきましたが、本来の会社運営の活動に時間が取られてしまい、プログラム開発を行う時間がとれず、アプリ開発がなかなか進んでいない状況です。
実は、今年の5月下旬にApple丸の内で講演をさせていただいた時も、この「ファイン・チャットfor iPad」を作りたいというお話をさせていただきました。
それを受けて何件ものお問い合わせをいただいており、これ以上発売を先延ばしにできないと考えています。そこで外部のプログラマーに残りの開発を委託し、ファイン・チャットfor iPadをより早く商品化することとしました。
※Apple丸の内より掲載許諾を得ています
※Apple丸の内より掲載許諾を得ています
プロジェクトの内容:
具体的には以下の2つの作業を進めていきます。
①ファイン・チャットfor iPadのプログラム開発の外部委託
②試作アプリのユーザー評価とそのフィードバック
そして、②の評価を受けてさらにプログラムを改善するという作業を繰り返し行い、アプリを完成させます。
以下、開発する主な機能を記載します。
【1】予測変換
現時点では漢字変換機能のみ搭載できています。
しかし今後、よりスムーズに文字入力を行えるように、予測変換機能を搭載し、ユーザーが簡単にコミュニケーションを取れるようにします。
(例)「赤い」と入力すると、次に続く候補として「くつ、靴、ドレス、スイートピー、きつね、彗星、・・・」
その候補の中から、画面のタッチ、またはスキャンで選択していきます。
なお、AIは最近の”トレンド”であり、AIで予測変換の候補を提示することもできるのですが、変換候補を提示するためにインターネット回線が必要であることと、候補の提示に若干の時間がかかる可能性があり、スムーズなコミュニケーションに適しているか、課題が残っています。そのため、AIを活用するかは、今後の開発状況次第と考えています。
【2】単語登録
従来のファインチャットでは透明の文字板プレートを交換するか、選択モード(ひらがな、あいさつ、体調)を切り替えて選ぶ必要がありました。
iPadでは画面全体が液晶なので、簡単にレイアウトも表記も自由に変更できます。この機能も搭載済みです。
この機能の応用で、保存機能と併用してよく使うフレーズを登録し、予測変換と連動させて、より速い文章作成をサポートします。
【3】音声合成
従来のファインチャットはマイコンを使っているため、どうしても音声は登録してある言葉以外「単音の連続」となっていました。
しかし、パソコンを使った意思伝達装置では合成音声を使い滑らかに読み上げてくれます。そのため、iPadを使う本製品も、より自然で滑らかな音声読み上げ機能を搭載し、さらに進行性の病気の方々には、自分の声を録音し、その音声を使った読み上げ機能も実現します。
【4】オートレイアウト
iPadには様々な大きさや縦横比のものが存在します。それぞれの画面サイズに応じて各ボタンを最適に配置するには、そのための機能をプログラムで追加する必要があります。すでに開発を行っているプログラマには常識的なことかもしれませんが、隙間時間で開発する私にとってはハードルが高く、まだこの機能を搭載できていません。
【5】設定変更画面
現状ではスキャン速度や数種類の音声の変更など最低限の設定画面しかできていません。
実際には画面の色やスキャンの方法など、様々な項目を一人ひとりの使い方に合わせて調整できるようにする必要があります。この画面も今後作成していきます。
【6】視線入力
パソコンの意思伝達装置では視線入力が備わっています。実はiPadにもOS17から視線トラッキング機能が搭載されています。ただ、専用の視線トラッキングユニットと比べると、カメラが1つであることから現状では精度が劣ります。
そこで、そこにさらにアプリ側で工夫を加えることで、iPadでも追加の費用無しに視線トラッキングが使えるような機能開発を目指します。これについては<第2目標金額>で対応しようと思っています。
【その他】
その他にも、リモコンエールとの連携、全体コーディングやアプリの公開の作業などがあり、現在の業務と並行して行うのが難しい作業を依頼して、少しでも早くアプリをリリースできればと思っています。
(おことわり)開発を進めるうえで急遽追加したり、不要となる項目が出る可能性があります。
さらに、開発中のプログラムを実際にユーザーさんや販売店、専門のセラピストの方などに試していただき、感想をいただいて改善していきます。そのためのベータ版のプログラムの配布、意見交換、フィードバックなどの作業もできるだけたくさん行いたいと思っています。
その他、仕様の詳細は、今後の活動報告の中でご紹介していければと思います。
一方、一部の仕様については、アイデアを他社に真似されるのを防ぐためアプリ発表まで公開できないものもあることをご理解ください。これらの機能や販売方法・価格などについては、今後の活動報告の中で少しずつご紹介していく予定です。
クラウドファンディング概要:
<第1目標金額>
250万円 上記外部委託
<第2目標金額>
400万円 追加の開発の委託と、NPO・展示場などへのアプリ提供
<開発スケジュール>
2025年7月~:プログラムの外部委託を開始
7月19日~8月31日:クラウドファンディング実施(57日間)
10月:試作完成、市場評価、東京国際福祉機器展他で展示、紹介
2026年1月:ファイン・チャットfor iPadをリリース
<資金使途>
外部委託費:150万円
評価費:17万円
リターン対応費: 40万円(仕入れ、製作、送料など)
クラウドファンディング手数料:43万円
プロジェクト実行者の
肩書と最近の活動:
【肩書】
■アクセスエール株式会社代表取締役
■NPO法人iCareほっかいどう外部理事
■障害者の入力スイッチ適合サイト「マイスイッチ」HP運営 (2015年~)
■一般社団法人日本障害者コミュニケーション支援協会(意思伝達装置業界団体)代表理事(2022年~)
【アクセスエール社の最近の活動実績、メディア記事など】
■2020年
1月:アクセスエール株式会社設立
2月:クラウドファンディング「重度障害者の意思疎通を実現する、新しい伝達装置を開発したい!」を実施
3月:朝日新聞「人」にて活動紹介
12月:「意思伝達装置ファイン・チャット」発売
■2021年
9月:クラウドファンディング「身体障害者の機器操作に有効な入力スイッチを商品化したい!」を実施
9月:NHK総合テレビ「シブ5時」で特集放映
10月:Yahoo!ニュースにて活動記事配信
10月:共同通信社 配信記事「47NEWS」、朝日新聞SDGs活動・第1回岩佐賞・福祉の部を受賞
11月:新しい入力スイッチ3種類と入力スイッチ練習ツール「ブザーライト」を発売
■2023年
3月:朝日新聞にて活動紹介
6月:クラウドファンディング「手の不自由な方が家電を操作できる、新しい「リモコン」を提供したい!」を実施
12月:「リモコンエール」発売、東洋経済記事「元パナ技術者「重度障害者に言葉を取り戻す挑戦」
■2024年
2月 東洋経済記事「重度障害者を支える元パナ技術者開発のスイッチ」
3月 毎日新聞にてリモコンエール開発記事掲載
8月 一般社団法人日本リハビリテーション工学協会主催「福祉機器コンテスト2024」にて「リモコンエール」が優秀賞を受賞
■2025年
2月 リモコンエールをバージョンアップ、環境制御装置としての利用が可能に
3月 iOS用オールインワンアダプタ「コネクトエール」発売
4月 東久邇宮記念賞を受賞
5月 Apple丸の内にて「Today at Apple」で初のアクセシビリティ講演会を開催
その他、講演活動多数
【個別支援活動】
入力スイッチの適合について多くの経験があることから、最近では週1件以上のペースでスイッチ適合や機器導入支援で患者様を訪問
【関係URL】
※掲載写真は全てご家族からの掲載許諾を得ています。
- プロジェクト実行責任者:
- 松尾光晴(アクセスエール株式会社)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年1月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
アクセスエール株式会社がiPad用アプリケーション「ファイン・チャットfor iPad」をAppStoreにて公開します。
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プロフィール
アクセスエール株式会社 代表取締役。 元ファンコム株式会社(パナソニックの社内ベンチャー)代表として2003年に「意思伝達装置レッツ・チャット」を開発、販売。 その後パナソニックエイジフリーに事業を移管。 2020年1月、パナソニックを退社し新会社・アクセスエール株式会社を設立。 新しい意思伝達装置を開発、販売をスタート。 重度障害者の入力スイッチの適合技術でも専門家。
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リターン
3,000円+システム利用料
プロジェクト応援・3,000円コース
弊社の障害者支援の活動を応援したいと思ってくださる方向けの支援コースです。商品等のリターンをお届けしない分、できる限り多くのご支援金を開発費用に充てさせていただきます。
リターンは以下のものです。
●お礼メール
●完成した製品のカタログ+成果報告レポート
- 申込数
- 67
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年1月
5,000円+システム利用料
プロジェクト応援・5,000円コース
弊社の障害者支援の活動を応援したいと思ってくださる方向けの支援コースです。商品等のリターンをお届けしない分、できる限り多くのご支援金を開発費用に充てさせていただきます。
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- 2026年1月
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- 2026年1月
5,000円+システム利用料
プロジェクト応援・5,000円コース
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- 2026年1月
プロフィール
アクセスエール株式会社 代表取締役。 元ファンコム株式会社(パナソニックの社内ベンチャー)代表として2003年に「意思伝達装置レッツ・チャット」を開発、販売。 その後パナソニックエイジフリーに事業を移管。 2020年1月、パナソニックを退社し新会社・アクセスエール株式会社を設立。 新しい意思伝達装置を開発、販売をスタート。 重度障害者の入力スイッチの適合技術でも専門家。














