大学生による【はやぶさ2】のカプセル研究プロジェクト始動!
大学生による【はやぶさ2】のカプセル研究プロジェクト始動!

支援総額

3,450,000

目標金額 1,500,000円

支援者
191人
募集終了日
2020年7月31日

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2020年11月28日 18:32

HAYABUSA2カプセル帰還まで残り8日!

皆さんこんにちは。

Hayabusa2 Radio Wave Reflection Projectの田中康暉です。


 

はやぶさ2カプセル帰還カウントダウン 残り8日!

「いざ、JAXA相模原キャンパスへ!」


 

 2月下旬、メンバーの4人は東京に集まりました。聞いたら、川地と河村は岐阜から在来で7-8時間かけて、中山は京都から夜行バスで11時間かけて東京に来たそうです。

 揃いもそろって、こいつら正気かよと思いました。時間がある大学生ならではですね。時間とお金のトレードオフ。

 

 前日、私(田中)の下宿先に集まり、プレゼンの最終準備をしました。「ここは言葉で詳しい説明をもっと加えた方がいい。」、「ここの説明くどい。」などなど細部の調整を行いました。

 

 そして、当日。京王線の橋本から乗り換えて、淵野辺駅に到着し、そこから徒歩で向かいました。

 

 入る時に守衛室によって、ネームプレートを受け取り中に入りました。初めて、見学ではなく、プレゼンを行うために建物の中に入る感覚は変な感じがしました。

「こんな所で自分がプレゼンをするのか」と。

 

  確かに大学博士の学位を持っている多くの人たちの前でプレゼンをするのは、不安ではありました。でも、緊張は不思議を感じてはいませんでした。それは、数十年前からなかなか研究が行われていなかった「流星バースト通信」と「はやぶさ2のカプセル」を結び付けた自分たちのコンセプトは必ず面白いものであると、根拠のない自信があったからでしょうか。


 

 プレゼンをするプロジェクトは、日本流星研究会、名古屋大学、日本大学、高知工科大学、大阪市立科学館、文部省指定のスーパサイエンススクール(SSH)である古川黎明高校でした。

 

 一番最初に会場に入りましたが続々と登壇者、テレビや講演会で見たことがある審査員のJAXAの方々が集まって来ました。

 

 昼過ぎから順番にプレゼンが開始されました。

 

 聞きながら、レベルが高いな、これが研究者かあと思いながらも、人工流星という観点でバリエーションのある研究テーマが集まっていて、とても興味深いものばかりでした。

 

 いよいよ、順番が回ってきました。

 この観測テーマに決めた経緯や、その背景、今後の宇宙開発への影響、実現可能性を押し出した観測方法、スケジュールや資金調達の方法などなど。


 

「この研究テーマは将来私たちが直面するかもしれない、宇宙開発での問題を評価するために必要である。」

 

 最初、PCの接続トラブルが発生しながらも、伝えたかった事をしっかりと伝えきることができました。

 

 最後に質疑応答。

 通信、そして流星が通った後のプラズマに着目している点で、他とは少し違った研究テーマであったせいか、質問は少し多かったです。

 中には観測地点の検討や、定量的なプラズマの発生量など、あまり詰められてはいなかった部分もあり、厳しい質問がありましたが、なんとか全ての質問にしっかりと答えられることができました。(答えられていたはず。たぶん。(笑))

 

 20分程のプレゼンを終えた後、残りの発表を聞いて、最終審査会は終わりました。

 結果は3月中旬に分かるとのこと。


 

 もしかしたら、ここに来るのは最後になるかもしれないから、記念に写真でも撮っておきたいと言ったのは、河村でした。実はクラウドファンディングのHPに掲載してある写真は、記念に撮っておくか、くらいに考えていたものです。

 この写真がYahoo newsにまで載ることになるとは、この時はさらさら考えていませんでした。

 


 

 そして3月11日。

 私(田中)は電車の中で、知らせを聞きました。

 

 なんと研究テーマが内定となり、共同研究契約の締結に向け動き出すとのことでした。

 割と人がいる電車の中でこの知らせを聞いていたのですが、にやけが顔に出ていた気がします。(笑)

 

 審査員の研究者の方々にこのテーマの面白さを認めて頂けたことに対する嬉しさがこみ上げて来ました。それと同時に、書類審査が通った時と同様に「もっとやべえことになったな。(笑)」と不安もありました。

 

 でも、ここまで来たらやるしかない。

 

 Hayabusa2 Radio Wave Reflection Project の誕生の瞬間でした。

 

 課題は山積み。

 

 観測方法を確立させるために試験観測を早急に始める必要がある。共同研究契約の締結なんてしたことないけど、大丈夫か。(笑)、活動資金を集めるために大学や研究財団を当たってみよう。SNSなどでの情報公開はどこまで制限あるのか。などなど

 

 このプロジェクトにあって、他のプロジェクトにない大きな障壁は、構成員の大学がバラバラであることと、当初は大学1年生のみの団体であり指導教官もいない状態であったことでした。


 

 課題を一つずつ解決しながら、プロジェクトを進めていくことになります。

 

 新しい挑戦に4人ともワクワクしていた時期でもありましたが、一方で中国で発見されたウイルスが東京でも拡大し始めた時期でもありました。

 誰も想像していなかった状況の中で、プロジェクトを進めていくことになります。


 

明日につづく...

 

Hayabusa2 Radio Wave Reflection Project

リターン

3,000


お気持ち支援コース

お気持ち支援コース

・感謝のメール

申込数
40
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年8月

10,000


HAYA2RWRPサポーターコース Ⅰ

HAYA2RWRPサポーターコース Ⅰ

・感謝のメール
・計画から本観測までをまとめた報告書(郵送)
・プロジェクトのロゴステッカー

申込数
110
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

3,000


お気持ち支援コース

お気持ち支援コース

・感謝のメール

申込数
40
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年8月

10,000


HAYA2RWRPサポーターコース Ⅰ

HAYA2RWRPサポーターコース Ⅰ

・感謝のメール
・計画から本観測までをまとめた報告書(郵送)
・プロジェクトのロゴステッカー

申込数
110
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月
1 ~ 1/ 9


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