「本」からのメッセージが届きました

熊本大分での大地震で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。どうか被災されたみなさまが一日も早く穏やかな生活を取り戻されますようお祈り申し上げます。

被災され、厳しい避難生活を送られている方々の中にも、視覚や聴覚に障害のある方も、車椅子などをお使いの方も、外国人も、お年寄りも、子どもも、LGTBの方も、さまざまな方がいらっしゃると思います。このような方々も共に暮らしていることを忘れない社会になることを願っております。
 

本日、鹿児島からヒューマンライブラリーNagasakiに参加してくれている「性同一性障害」の「本」からメッセージが届きました。

「私の心の中で解決していないことを誰かにお話しすることに不安がありました。しかし、会場で出会う読者の方々や主催側スタッフの方々とお話しする中で自分が何者で、何がしたくて、何から逃げてきたのか、少しずつ見えてきたような気がします。

会場の長崎は鹿児島からは遠いのですが、これからもヒューマンライブラリに参加をすることで、未だ見ぬ自分に出会えることを期待しています。どうかヒューマンライブラリにまた参加することができますよう、ご支援をお願いします。

同じ九州、お隣の熊本で発生した地震に被災された方々に心からお見舞い申しあげます。また復興に尽力されている皆様のご安全とご活躍をお祈りいたします。」
                                                                                                福元そら