挑戦までの道のりEpisode1～クラファンは決してやらない～

みなさん、新着情報をご覧いただきありがとうございます。

 

ここからは、今回クラウドファンディングを始めるまでの裏話を初公開させていただきます。

 

みなさんの中には、店舗を開くにあたり当初からクラウドファンディングをする予定だったと思われた方もいらっしゃるでしょうか？

 

そう思われた方、答えはNOです。　

 

以前に行った地域創生イベントで、クラウドファンディングを成功させたことがあります。その準備やゴールまでの道のりについて、あらためてCFOからその詳細を聞きました。挑戦した者だけが知る世知辛い現実を聞いた私たちは、たとえ開業準備の道が険しくても、クラウドファンディングは行わずに自力で完結させることで意見を一致させてスタートしました。2021年のことです。

 

そこから店のコンセプト決め、店舗の物件探しを始めました。

店を構えるにあたり、その場所が主に地域の人にとって居場所となり、人が集える場所にしたい。そんな場所を探している自分がいるからこそ、店にいる人が、時には交流もできればさらにいいのではと感じます。家や職場以外の居場所を必要としている人がいるはずだと思ったのです。そこで提供できるものがあるとしたらそれは、やきいも。おいしいやきいもを食べたい、空腹を満たしたい、誰かとお茶をしながら話したい、アウトドアが好き、キャンプ気分を味わいたい、自分にご褒美をあげたい、どんな理由であっても、誰かたったひとりでも、たった一度でも来てよかった、救われた、と思える物や場所を提供できたら、と思うのです。提供できるものが何であったとしても、できることを心をこめて提供する。店に足を運んでいただいたからには、やきいもだけでなく、食事もできた方がいいだろう、そこで食事メニューの候補も出揃いました。

 

建物の改装工事の打ち合わせなど準備も進み、飲食店営業のための改装工事もスタート。同時に銀行への融資も、できるすべての準備を整えて申込み、審査の結果を待っていたある日、銀行からの連絡がきました。（Episode2へ続く）