グッズ紹介：～限定ピンバッチ制作の舞台裏～

 

 

 

 

【JAXA「宇宙をもっと身近に。」宇宙体験・交流コンテンツの充実化へ】

 

本プロジェクトの開始にあたり、皆さんのあたたかいお気持ちに対し、どんな【ギフト】をお返しできるのか、色々と試行錯誤しました。

 

皆さんに「宇宙をもっと身近に。」感じていただき、仲間感のある身に着けられるものはないか。

 

これまでJAXAでは衛星やプロジェクトのピンバッチを作成する機会が多くあったことから、「今回のクラウドファンディング限定のピンバッチはどう？」と自然な流れの中で意見が出てきました。

 

 

関係者一同、「そうだね、ピンバッチ！是非フレンズの皆さんに付けていただきたいよね！」そんな思いで制作に取り掛かりました。

 

でも…デザインはどうする？

 

これが一番の悩みどころでした。

 

今回のフレンドレイジング（仲間づくり）のコンセプトに合わせて、握手しているアイコンは？

 

とにかく文字をカラフルに入れて、にぎやかなイベント感のある感じはどう？

 

宇宙科学研究所のプロジェクトの“ゆるキャラ”は？でもどの“ゆるキャラ”を選ぶ？（結構たくさんある！）

 

いろんな案を並べ、検討を重ねました。

 

今回いただいくご支援は「月・惑星等データの一般利用拡大に資する体験型コンテンツの検討、制作」等に使わせていただくため、我々が普段使っているデータ等を身近に感じてもらえるものは何だろうと考えました。

 

「そうだ！「はやぶさ２」の軌道はどう？」広報担当の中条が目を輝かせました。

 

「いいね！「はやぶさ２」が新たに小惑星1998 KY₂₆を目指す軌道、我々の新たなチャレンジにリンクするよね！」本プロジェクト担当の渡辺の目もキラキラしています。

 

 

そこで我々は「はやぶさ２」と「はやぶさ２」が現在目指している小惑星1998 KY₂₆の軌道と、「はやぶさ２」自身を描いたピンバッチを制作することにしました！

 

そして「案」として、現在プロジェクトページに掲載しているこの画像が出来上がったのです。

 

 

しかしながらこれで完成！ではありませんでした。

 

「はやぶさ２」プロジェクトの吉川ミッションマネージャと姿勢軌道制御担当の三桝さんに確認したところ、少し顔が曇っています。よくよく聞くと…

 

「これでは「はやぶさ２」は太陽光発電ができません…！」と三桝さん。

 

 

なんと、「はやぶさ２」の太陽電池が軌道面に対し、垂直方向を向いていて、これでは太陽光発電ができないのです。

 

太陽光発電できなければ、小惑星1998 KY₂₆にはたどり着けません。これは一大事です！

 

全て太陽方向に「はやぶさ２」を傾けてしまうと、デザインとしてなんだかわからなくなってしまうものの、それでも少し傾けたい。

 

そこで、吉川ミッションマネージャが自ら3Dモデルを傾けたサンプルを作成してくれたんです！

 

さて、出来上がりはいかに・・・？

 

これは皆さまのお手元に届くまでのお楽しみです（2022年12月 発送完了予定）。

 

【JAXA「宇宙をもっと身近に。」宇宙体験・交流コンテンツの充実化へ】

引き続き、応援をどうぞよろしくお願いします。

 

＊以下のコースのほか、15,000円以上のコースの【ギフト】にこの限定ピンバッチが含まれています（超応援コース除く）。

 

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